• TOP
  • xseedsとは

About xseeds

xseeds(エクシーズ)とは、グローバルに才能の発掘、教育、最適配置を行い

未来のイノベーターを輩出する教育プロジェクトです。

わたしたちは、世界中の才能の種を探し、光をあてることから始めました。

そして、これまでの事業やプロダクト開発で培ったノウハウとこれからのトレンドを反映した

独自カリキュラムを活用し、自身で未来を切り開くことができるよう、蕾になるまで導きます。

さらに彼らが才能を開花し価値創造できる最適な場所を見つけ、送り出していきます。

様々な要素 "x"と才能 "seeds"をかけ合わせ、未来のイノベーターを輩出し、

世界にポジティブなアップデートを起こす価値創造人材を創出するための仕組み

わたしたちSun*は、これをxseeds(エクシーズ)と名付けました。

xseeds(エクシーズ)とは、グローバルに才能の発掘、教育、最適配置を行い 未来のイノベーターを輩出する教育プロジェクトです。

わたしたちは、世界中の才能の種を探し、光をあてることから始めました。 そして、これまでの事業やプロダクト開発で培ったノウハウとこれからのトレンドを反映した

独自カリキュラムを活用し、自身で未来を切り開くことができるよう、 蕾になるまで導きます。

さらに彼らが才能を開花し価値創造できる最適な場所を見つけ、 送り出していきます。

登録学生には、Sun*が支援した400件のプロダクト開発のノウハウを凝縮した実践的なIT教育と、 大学4年間の日本語教育など、累計で最大1,200時間のカリキュラム(※1)を提供しています。

様々な要素 "x"と才能 "seeds"をかけ合わせ、未来のイノベーターを輩出し、 世界にポジティブなアップデートを起こす価値創造人材を創出するための仕組み わたしたちSun*は、これをxseeds (エクシーズ)と名付けました。、

xseedsニュース
国際結婚は仕事観にどのように関係したのか? 国際結婚と日本語教育についてインタビュー:仕事観、日本語教育について Part1
国際結婚は仕事観にどのように関係したのか? 国際結婚と日本語教育についてインタビュー:仕事観、日本語教育について Part1
Xin chào các bạn(こんにちは みなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「日本人日本語教師にとって国際結婚とは?」と題して、Sun*教育事業部GEUに所属する国際結婚をしている先生に『日本語教師が国際結婚するこということ』について対談形式でお送りいたします。日本語教師のパートナーが他国人の場合、その日本語の教え方や人生にどのような影響があるのでしょうか?とても興味深い内容になりました。ぜひ最後までお読みください! 取材をした濱嵜先生について 今回はオンラインでインタビューを実施しました 濱嵜先生は2021年にベトナム人の旦那様と結婚し、その後すぐにSun*に入社しました。ホーチミンのGEUで日本語教師をしていいて、その後2023年に旦那様の仕事の関係で日本へ戻り、オンラインでホーチミンの学生に日本語授業やxseeds Hub関連業務(面接対策など)が中心の業務をしています。 夫婦でホーチミン市からハノイ市へバイクで横断旅行をしたことも! 2023年の5月−6月の2ヶ月間にご夫婦でホーチミン市からハノイ市までバイクで横断旅行をしたこともあるそうです。仲の良さが伝わる写真をご覧ください。 対談形式によるインタビュー開始です! 国際結婚は仕事観にどのように関係したのか? 国際結婚の経験を通じてベトナムでの日本語教育で生かされている事があれば教えてください。 やっぱりベトナム人と生活してるので、何かベトナム人から見た日本とか日本人とか日本語みたいなところが見えて、何かしら日々の業務に生かされている事があると思います。例えば夫がフェイスブックを見ている時に私も見ていると、ベトナム人が投稿している日本のニュースのページが結構あって、取り上げるニュースの観点がベトナム〜東南アジアから目線でニュースを取り上げているんです。それを見るとこんなこと取り上げてるんだ!と驚く事が多いです。日本人ならばそんなに注目しないニュースが大きく取り上げられている事があります。夫がベトナム人だから、ベトナム人目線の日本のニュースが自然と目に入るんですよ。 結婚後の教育活動において、特に心に残るエピソードとか、成功体験を教えてください。 やっぱり一番大きいことでいうと、学生に夫がベトナム人だと言うと、何かもうそれだけでちょっと学生との心の距離が近くなると言うのがありますね。自己紹介の時でも、夫がベトナム人ですと言うと、もうそれだけでつかみはOK(笑)みたいな。あと私の夫の実家はベトナムの田舎の方なんですけど、そういうベトナムの田舎の生活を私も知っているので、田舎出身の学生との共通の話題が増えたり、学生同士の会話で何を言ってるのかわかる事が多くなりました。 共感できることが増えたんですね。ベトナム人と結婚することで学生達のバックグラウンドが想像しやすくなったということですかね。 そうですね、なんか、ベトナム人と結婚するくらい、先生はすごいベトナムが好きなんだとか興味持ってるんだっていうことを学生達に認識してもらえるのは、嬉しいし授業がしやすいですね。 結婚を通じて新たな日本語のアプローチや視点が得られたことはありますか? 私の仕事は日本語教育だけじゃなくて面接対策もやっているんですが、一つ気づいたのは、学生ってそんなに日本に強い憧れを持ってるわけではないなっていうことを結構感じていて、単なる選択肢の一つとして捉えてる感じがあるのかなと思ってるので、なんか日本のすごくいいことばかり言うよりも学生に対してメリットデメリットをしっかり言って、多くある選択肢の中から、日本を選んでもらうということを意識するようになりましたね。 よく『どうして日本が好きですか』の質問は面接の時に企業が学生にしますね。 学生は面接では日本製品に憧れがあってとか、技術的に優れているからと言うことを言うのが合格するに必要と思っている学生が多いですね。でも実際のベトナム人大学生は日本はすごく夢の国だから行ってみたいというだけではなく、いろいろな現実的なことを考えて、日本を選んでるっていう人はすごく多いと感じています。なので夢を見させるようなことを言うよりも、現実的な話をした方が学生にとって選択肢の一つとして良いと考えています。40代以上になると日本はすごい国みたいに思ってくれる人がすごく多いと感じますが、若者はそういう感覚ではないですね。 そうですか、ベトナム人と結婚して、ベトナム人の学生とも共感できることが増えたんですね。ベトナム人と結婚することで学生達のバックグラウンドが想像しやすくなったということですかね。 それに、ベトナム人と結婚するくらい、先生はすごいベトナムが好きなんだ、興味持ってるんだっていうことを学生達に認識してもらえた事も、嬉しいし、授業がしやすくなりましたね。 異文化間の結婚が濱嵜先生の人生観とか、キャリアに与えた影響を教えて欲しいです。 はい、人生感がすごく変化したのは、家族との関わり方だと思っています。これはよく言われるイメージですけど、やはりベトナム人は家族を大事にします。夫は毎週故郷の家族に電話をしていて、日本へ移ってもそれは変わりません。また、どんな繋がりかもわからないような遠い親戚に会いに行くこともあり、日々生活してる中での家族や親戚が占める割合が高くて、何だろう、それはすごく自分にはいいなと思っています。家族・親戚との関わりが深まる事で、とても自分が充実した気持ちになるんだということを知り、自分も家族を大切にしようと思うきっかけになりました。今までは家族への思いはちょっと義務みたいな感じが正直ありました。母の日にはお花を贈理、誕生日にはプレゼントを贈らなければならない、みたいな考えだったのがむしろ、『家族を大切にしたい』と言う気持ちに変わりました。この変化はすごく大きかったです。 なぜ日本社会だと家族同士がだんだん離れていくようになるんでしょうね?日本人は決して家族を大切にしていない訳ではなくても、ベトナム人の家族関係より距離があると感じます。家族への電話も日本人はベトナム人ほどそんなにしょっちゅうするわけではないですよね。ベトナム人はビデオ通話もよくしますね。遠くにいる人でも近くにいるような感覚で、家族と接したいからでしょうか?日本人ならちょっと照れ臭くてビデオ通話はなかなかしませんよね。 だから日本がベトナムと比較して家族の結束が弱いと寂しいですね。初めて夫の田舎に挨拶に行ったときに、夫の弟の奥さんの兄弟までもが私に会って喜んでくれたりするのですごく嬉しかった。日本だったらもう多分会えないような遠い親戚までもが会いに来てくれてすごく嬉しかったです。 日本語教育者としての視点から、異文化間の結婚経験がもたらした新たな教育へのアプローチについて教えていただけますか? 夫に『この教え方でいいかな?』と端的に確認しやすくなったことは大きいかと。すると『それじゃ伝わらないよ』と言われる事もあるので、この点で教え方へのアプローチに変化がありますね。細かなところでのアドバイスをされる事もあり指導法に変更微調整することもあります。 ベトナム語を学ぶことで新しい言語・文化への理解が日本語教育にどのような豊かさや多様性をもたらしましたか? ベトナム語を学んで一番良かったなと思ったのが、結構ベトナム語と日本語で意味が同じで似た発音の言葉があるので、それを学生に教えられるの良かったかな。この文法はベトナム語で言うと~ですよとか。 なるほど、日本語だけで授業を進める日本語教師とは、教え方が一味違いますね。理解しやすい。 あとは普通のベトナム語だけじゃなくて、学生が使うベトナムの若者言葉を授業中入れると教師と学生の距離が近づくことができて良いです。学生同士が授業中ベトナム語で話している時に『それは~だよ』とベトナム語で言ってやると学生は『先生はベトナム語がわかっている』と思うので、授業中に変なことは出来ないなと学生に思わせる事も出来ますね(笑)。 xseedsへの関わり方は変化したのか? xseeds業務の様子 国際結婚をしている中での経験などがxseedsで働く上で役立っている事があれば教えてください。 現在私たち夫婦は日本で働いているので夫が日本で働く上でベトナム人として不安な事やどんなことで困っているのか?という事が身近に解ります。これらを学生に伝えて彼らが将来働く上の不安を解消してあげる事ができるのはxseedsで働く上でとても役立っていますね。 それは学生にとってありがたいですね。実際にどんな悩みを解決しましたか? 夫は最初日本は上下関係がすごく厳しいと思っていました。上司の意見には絶対に逆らってはいけないと思っていたんですね。けれど別にそういうわけじゃなくて、自分の意見もちゃんと伝えていいんだとだんだん理解したようです。日本で働くベトナム人はちょっと過剰に日本を恐れているというか、日本人の働き方を恐れてるんだなと感じる事があります。ベトナム人は職場環境とか上司との関わり方を怖がっている部分があると思ったので、これに関して、そこまで厳しくないんだよ、ちゃんと自分の意見を言ってもいいんだよと学生に伝えています。 家族への関わり方はどう変化したのか? 結婚後、家庭内での言語や文化のバランスをとるためにどんな工夫をしていますか?異文化間なので夫婦内での考え方にカルチャーギャップが生じることもあると思うんですけど、それを埋めるのにどんな工夫をしていますか? 異文化ギャップでストレスがないようにする工夫は、それはもう何か違いを楽しむか、あえて違いを見つけたり、違う面の良いところを見つけたりすることですね。それによって自分の引き出しが増える感覚がいいかなと思っています。そうすることで自分の異文化理解や国際感覚が豊かになっています。実際には、なんかすごいちっちゃい話ですけど、家の調味料が増えたり、料理の味付けのレパートリーが増えたりという料理文化の理解も深まり豊かになりました。これ何料理なんだろう?という風なモノもあります。コレ美味しいんだけど謎の料理みたいな(笑)。 異文化間の結婚における挑戦的な局面や困難を乗り越えるために大切だと考える要因は何ですか? それはもうなんか全部話し合いますね。はい、こういう部分が嫌だからこうして欲しいみたいなのをハッキリと言うようにしています。もう仕事の指示みたいな感じですごくハッキリ言うようにしてます。やはり困るからってことですね。 そうなんですね。最近はどんな話し合いをしたんですか? 例えばベトナム人はありがとうとか、ごめんなさいとか日本人と比べてあまり言わないじゃないですか?私はそれがすごく嫌で、ありがとうと思ったらそれはちゃんと伝えて欲しいです。例えばこの前、夫がいつも平日はお皿を洗ってくれるんだけど、その日は疲れてたから代わってあげたんです。でも感謝の言葉が何もなく、なんか普通にお風呂に入って行ったので、私はそれがすごく嫌だったから、私皿洗いはするけど、ちょっとありがとうって言ってもらえないとできないから、言ってくださいって言ったことがあります。何か感謝をしていても言葉で言ってもらわないとちょっとがっかりしますよね。それにこういうのは1回2回とか少ない回数だったらいいですだんだん積もって来るんです。文化のギャップも楽しめないぐらいイラっとしたら、伝えるようにしています。 結婚後の生活で得た、日常の中に隠れた異文化間交流についての面白いエピソードや気づきがありますか? いろいろあるんですが気づきでいうと、何かやっぱり日本人とベトナム人の考え方ってやっぱり似てるんだなみたいな思うところが結構あって、例えば日本とベトナムで同じようなことわざがいくつかあって、やっぱり中国から文化をもらってる同士で似ている考え方があるんだなってこの前夫と話していました。同じことわざが多かったりするんです。例えばなんですけど、『灯台下暗し』とか『朱に交われば赤くなる』はベトナムにもあることわざです。『灯台下暗し』はベトナム語でもまったく同じ言い方で『Bóng tối lại dưới ngọn hải đăng』。『朱に交われば赤くなる』は『Gần mực thì đen gần đèn thì rạng』。でもベトナムのは朱じゃなく黒なんですよ。『黒に交われば黒くなる』黒いインクの中にいると、黒くなるみたいな言い方で似てるけど表現方法が違うんです。 結婚後に、夫婦互いの文化について違った視点や理解が得られたことについて教えていただけますか? 私は会社員だし会社から給料もらって仕事をしている身なので、会社のために、休みの日も終わっていない仕事があればやったり、結構仕事中心の生活だったんですけど、夫の影響で仕事は仕事だし自分の人生は人生だし、どっちも大切にする考え方に変わりました。仕事と人生ってどっちかしか取れないものじゃなくって、どっちも両立できるものなんだなみたいな。結婚後に私の文化は変わったなと思います。また、夫がすごく気をつけてると思うのは時間を守ることです。すごく気をつけようとしてるのを感じます。 結婚後、異なる文化での生活経験が持つ豊かさや貴重さについて、濱嵜先生の考えを教えていただけますか? 全然違う文化の人と生活するので、自分の引き出しが増えるというか何か幅が広がっているのを感じます。 コミュニティへの関わり方はどう変化したのか? xseedsに関わるメンバーとのチームビルディングの様子 ベトナムの方とコミュニケーションをする際に大事にしていることは何ですか? 何かベトナム人がよく日本人を表す時に使う表現でうまいなと思う言葉があるんですけど、それは『建前』とか『猫をかぶる』とかで、私はそうならないようにすごく気をつけて、思ったことを素直にそのまま伝える様にしています。その方がベトナム人から信頼をしてもらえると思います。ハッキリ伝えないと良くないと思ったそれを素直に伝えるようにはしています。例えば、本当は疲れてる時には『大丈夫、大丈夫!』とか言わないようにしていますし、食べ物が美味しくないなと思ったら『美味しい!』とは言わないです。 そうですね。ベトナム人は美味しくないと感じたら、美味しくないとハッキリ言いますよね。 ええ、なのでコミュニーションで大事にしていることはハッキリ言うことですね。本音と建前はできるだけなくすように心がけてます。 コミュニティやコミュニケーションの違いについて、ベトナム人や日本人にぶっちゃけて言いたい事がありますか? まずベトナム人に対してですが、知らない人がプライベートなことを聞きすぎるのは困ります(笑)。全然知らないタクシーのおっちゃんとかが、何歳だとか、結婚してるのかとか、聞いてくるのはもうちょっと静かにしていてくださいと思います(笑)。日本人には、なんでこういう言い方になるのか?と思う事があって、日本人同士で話すときは年上の人に敬語を使うんですけど、ベトナム人には年上でも敬語を使わない人が多いんです。それが心にひっかかってる。無意識にベトナム人を下に見てるのかなっていう感じがすごいので、なんかずっと気になります。これすごく日本語教師的な目線なんですけど、学生は敬語とか丁寧な話し方をまず勉強するから、敬語の方が理解しやすいと言うのはあるんです。だからタメ語だったら分かりやすいっていうことではないんです。 フレンドリーな気持ちでタメ語で言っていても、そうなると誤解が生じますね。ベトナムでの地域社会との関わりはどうですか?町内会みたいなのはあるんですか? 町内会はホーチミン市ではないですが、田舎ではたっぷりあって、近所の人全員知り合いみたいな感じです。夫の田舎には地域の放送があって、夫のお父さんが町内会長みたいな感じだったので、家にマイクがあり、地域の各地にあるスピーカーから今日から火災防止月間ですみたいな放送をしていました。 結婚後に直面した言語や文化の違いについて、どのように乗り越えてきましたか? そうですね。4つの段階があります。1つ目は、楽しむ。そして2つ目はどうでもいいことは気にしない、気にしすぎない。3つ目は、でも気になるなら話し合う。4つ目は話し合っても解決できないなら、時間が経つのを待つ。この4ステップです。 面白いですね。もう衝突したときの解決方法がマニュアル化できそうな。本を出してください(笑)。結婚後、日本とベトナムの文化の違いや共通点について、どのような気づきを得ましたか? 違いで言うとベトナム人ってすごい合理的だなって感じます。どうやったら効率的にできるかと考えていて、変な忖度がない。目的のために何をしたら一番いいかみたいなところをストレートにすごい考えていますね。共通点で言えば、意外と恥ずかしがりなところは日本人と似ているのかなっていう感じがしますね。ベトナム人って、結構自分の考えをストレートに言ったりするんですけど、実は意外と気にしてる部分もありますね。これは私の夫だけかもしれないんですけど、観光地行ったときに、他の人に写真撮ってくださいと頼むのも恥ずかしいという。 結婚を通じて得られた異文化間コミュニケーションのスキルが、日本語教育活動以外の場面でどのように役立っていますか? さっき言ったように、自分の意思の伝え方ですね。自分の要求していることをどうしたら相手が理解してくれるのかっていうところは、生活を通じて養われたと感じています。それは夫との意識の違いがあったときだけ使うんじゃなくて、友達話してるときでも仕事でも家族が話してる時でも、何か意見の違いがあったときは、同じような伝え方をしています。そこは役立ってる感じがしますね。 最後の質問です。濱嵜先生にとって国際結婚をして日本語教育の学びになった事は何でしょうか? 伝え方を学べたこと、意見が衝突した時に自分の意見を上手に通す言い方、お願いの仕方を学べたんじゃないかな。 夫婦間の異文化コミュニケーションに関する色々な気づきを与えてもらいました。すごく勉強になりました。ありがとうございました! ありがとうございました! 終わりに 今回の『国際結婚は仕事観にどのように関係したのか? 国際結婚と日本語教育についてインタビュー:仕事観、日本語教育について Part1』濱嵜先生のインタビューいかがでしたか?国際結婚における異文化コミュニケーションには日本語教育にとって気づきと創発の宝庫だなぁと感じました。とても興味深いお話を聞かせて頂きました。part2は同じくGEUの宮地先生のお話をお聞きしました。お楽しみに!わたしたちの事業に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度!)

+ -3
TCチームの活動とは? 密着取材 xseeds Hub編
TCチームの活動とは? 密着取材 xseeds Hub編
Xin chào các bạn(こんにちは みなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「TCチームの活動とは?密着取材 xseeds Hub編」と題して、Sun*教育事業部のTCチームが企業と学生のマッチングするxseeds Hubの密着取材を通じてご紹介する記事となっております。TCチームが学生たちの企業に採用される瞬間までの舞台裏で大活躍している姿を紹介しています。ぜひ最後までお読みください! 密着取材したフォンさんについて 今回密着取材に応じてくれたフォンさんは、ハノイ国家大学を卒業し、日本文部科学省の奨学金で日本の国立大学へ入学。卒業後はNTTドコモのハノイ駐在事務所やシンガポール事務所に勤務をしていた経歴があります。 密着取材前にインタビューをしました 密着取材前にフォンさんにxseeds Hubチームに仕事などについてインタビューをしました。 xseeds Hub、xseeds Hub選考会とは何ですか? 情熱があふれる未来のイノベーターを育成するプロジェクトです。このプロジェクトでは、世界中の大学と提携して、これからの世界をリードする可能性のある才能を発掘し、可能性を最大化するために教育を提供します。そして、それを発揮できるような環境や会社を探し、マッチングするプラットフォームをxseeds Hub選考会と呼んでいます。 ※こちらのxseeds Hub選考会の過去記事もご覧ください。 https://xseeds.sun-asterisk.com/xseedshub-20221222 選考会までの準備について xseeds Hubの学生のモチベーションを高めるためにどのようなアプローチをしていますか? xseeds Hubの学生のモチベーションを高めるためにいろいろなアプローチがあります。まず、選考会オリエンテーションをはじめセミナー活動を通じ、選考会のことを理解してもらいます。日本就職のメリットや選考会に参加する企業の概要などを学生さんに紹介するとともに、選考会への準備に関して何をすればいいのか、Sun*側からどんなサポートをもらえるか等、きちんと理解してもらって、安心して選考会に参加できるようにしています。こういったサポートの結果、初めて参加した選考会でも結果をきちんと出せている学生もいます。 セールス・企業・教師などとのやりとりで気をつけていることは何ですか? 選考会チームは、セールス、企業、教師など多くの関係者と関連しております。関係者が多く、当然、様々な意見が出ることがありますので、柔軟性と適応力が必要です。また、私たちのチームは、企業をはじめ関係者と学生を結びつけるHubのようなチームでもあり、企業やセールスからの情報が正しく適切かつタイムリーに関係者と学生に伝えられるように細心の注意を払う必要があります。学生に対しても何を望んでいるか、どのような希望があるかを理解し、適切に対応することが求められます。 選考会の内容について 選考会当日どんなことをしていますか? まず最も重要なのは、全ての学生が予約した面接スケジュールに出席させることです。学生さんによっては交通事情や家庭の事情で面接に遅れて到着したりする場合もあります。このようなケースでは、私たちは迅速に適応し、残りの学生の面接順を再調整して面接をスムーズに進行させます。学生のスケジュール管理の他にも、面接の流れなどに関する重要な詳細情報を提供する必要があります。また、学生だけでなく、企業さんとも調整しなければいけないことが多くあります。企業さんが学生さんに確認したいことがあった場合、企業さんに代わって対応します。こういった情報は、企業さんがどの候補者に内定を与えるかを検討する際の参考情報として活用できます。また、内定結果が出たら、学生さんの承諾状況を確認して、内定通知書の内容を説明したり、内定書類にサインしたりすることもサポートします。 企業が学生に対して面接で重視している点は何ですか? 企業さんによって重視している点が異なります。一部の企業は技術的能力に重点を置いています。彼らは専門知識とそれを業務にどれだけ適用できるかに特に関心を寄せています。逆に、コミュニケーションスキルやチームワーク能力を確認する企業もあります。他にも問題解決能力に特に注目している企業などもあります。ただし、共通して言えるのが、ほとんどの企業は言語能力に注意を払っており、英語や日本語などの外国語の能力を評価しています。つまり、評価基準は様々ですが、重要なことは、各企業の評価基準を正確に理解し、面接のためにしっかりと準備をすることです。これにより、学生は自己の強みを自信を持って表現し、企業の具体的な要件に柔軟に適応することができます。 xseeds Hub選考会で経験した成功体験について教えてください。 いままで最も成功したと感じるのは、2023年9月の選考会でした。この選考会では、約13人の候補者が2次面接に進みました。厳しい選考の結果、選考会運営チームのサポートとアドバイスのもと、13人全員が希望通りに内定を得ました。この結果は学生だけでなく、企業にも高い満足感を得てもらうことができました。これは本当に印象的な選考会でした。Sun*からの支援は、面接会の振り返りや、毎回の参加で自己を改善するための強みをどうやってアピールできるかなどのサポートにとどまらず、xseedsプロジェクトの熱心な教師達やスタッフからの大きな励ましも含まれています。決して諦めない精神とこのサポートのおかげで、内定を取った学生はキャリアの新しい扉を開くことができました。 チームに対して xseeds Hubの活動において、最も喜びを感じる瞬間はどんな時ですか? xseeds Hubの活動において、最も喜びを感じる瞬間は内定結果を学生たちに発表する瞬間です。その瞬間は学生たちと企業さんの笑顔を見ると、自分の仕事のやりがいが何よりはっきり感じられる瞬間です。私たちの仕事は、企業と学生との架け橋を築くことで、優秀な従業員を企業が見つけるのを助け、学生が希望の通り仕事を見つけるのを支援することです。これは本当に社会に貢献できる仕事だと思います。 TCチームで働きたいと思う人にアドバイスするなら何ですか? 選考会チームをはじめ、TCの仕事は非常に挑戦的であり、柔軟性、そして継続的な創造性や改善力が求められますが、実際には、これは非常に深い意味を持つ仕事です。自分の努力が社会の発展に貢献できるし、人々に喜びをもたらす仕事です。もしこういった仕事に興味があれば、ぜひTC チームに参加してください。 xseeds Hub選考会当日の様子 インタビューではフォンさんのxseeds Hub選考会に向ける熱意と誠意を感じました!実際のxseeds Hub選考会当日はどうなっているのでしょうか?いよいよ密着取材開始です! 6:30出社 選考会は8時から始まるので、当然準備はそれまでにしておかなければなりません。いつも万全の状態で面接を開始できるように、準備は徹底的にしておきます。 出社してまず行うことは面接室のネットワーク状況をチェック、スマートテレビやプロジェクターを準備。そして学生たちとの連絡です。学生に時間通り出席するように電話やFBメッセージで連絡して、移動状況を確認します。この日は急病で欠席する学生がいて、学生の面接順をアレンジしなければいけませんでした。不測の事態が起こるのは想定内で、冷静かつ迅速に対応して行きます。お昼休憩時の昼食のお弁当の手配などもします。 8:00面接開始 面接の順番を待つ学生たち いよいよ面接スタートです!学生は面接用のプレゼンテーションを再度練習したり、企業さんへの質問の準備をしたりしていました。面接を終えた学生には、ほっと一息ついてリラックスしている姿が見られました。フォンさんらTCチームは、今日の面接の流れや注意事項を確認して、学生さんに伝えてたり、面接の開始前に面接室の前に学生を連れて行き、面接時の姿勢や注意点を再度リマインドしたりしています。 身だしなみ等のチェックもTCチームの仕事です 面接の順番を待つ間、面接の復習をする学生達。プレゼンテーションをチェックしたり、再度話す内容を整理していたりします。学生達が困ったことがあったり、質問があれば、TCチームが現場でサポートします。初めて面接に参加した学生に対して面接の流れが不明確な場合のサポートや、オンライン面接でのルールの再案内などを実施しています。フォンさんは終始忙しく動き回っています。 12:00 昼休憩 昼休憩中にも面接の練習を重ねる学生 昼休憩中にはチームのショートミーティング。午後の面接の準備をします 昼休憩時間も学生さんは面接の準備(プレゼンテーションの再度練習など)をしています。TCチームは昼休憩に向けて企業さんの食事などを手配、午後枠の面接の準備をしていました。また昼休憩時間には、学生さんの出席状況をフォローしたり、注意点などをリマインドしたり、午前に面接を受けた学生をヒアリングしたり、情報をまとめた上で関係者に共有したりしています。昼休憩中もなかなか休めません。 13:00 面接開始 朝より混雑はしていませんが、学生は各自自分の内面に向き合っているかのように大人しく待合室には独特な静けさが広がっています。 フォンさんは面接の順番を待つ学生達に個別に声かけをして励ましたり、緊張をほぐしたりしています。フォンさんは学生にどこまで準備したか、何かサポートできることがあるかを聞いて、学生さんの要望に応じて対応しています。学生の要望は準備した内容をもう一度チェックしてほしいとか、このような質問を企業さんに聞いてもいいかなどのアドバイスを求める学生が多いです。また、雑談をすることで、学生の緊張感を和らげるようなことも実施しています。 面接が終わったばかりの学生のヒアリング中です。面接が終わりホッとして笑顔が溢れているチャンさん 面接が終わったばかりの学生さんをヒアリングしています。面接官の質問がほぼ答えられて、自信満々のチャンさんに面接の感想を聞いています。 面接に対して不安を抱く学生に対して今まで自分がしてきた努力を思い出させながら自信を持つよう励ますフォンさん。 前回の面接で落ちた学生に今回はどんな準備をしてあるかなどをフィードバックしている ガラスの向こうは面接室です。面接を受ける本当に直前まで学生にエールを送ります 面接を受ける学生をTCチームが面接室前まで連れて行き、企業さんの評価基準、どんな人が評価されるのか、プレゼンテーションするときの注意点(時間守り、目線の注意なども含めて)をリマインドしています。面接官の雰囲気を伝えて励ましたりしていました。面接の順番をが来た学生を面接室に案内し、緊張が解れない学生には、緊張をほぐしつつ面接室へ送り出します。 16:30 一次面接終了 面接終了後、各企業は選考結果をTCチームに伝えます。TCチームはその結果を学生達にオンラインで伝えます。今回の選考会では65名の学生が一次面接を受け、28名が次の日の最終面接に進むことになりました。一次面接を通過した学生に対しては最終面接の内容についても一緒に連絡をします。選考結果の発表の後は企業さんをホテルに送り出します。まだTCチームの仕事は続きます。次の日の最終面接に向けたスケジュールの作成、二次面接の流れ、事前質問があれば学生へ共有します。最終面接時には内定発表会もあるのでその準備もします。最終的に作業が全て完了したのは20時頃でした。 翌日の最終面接発表の様子 翌日の最終選考を通過した学生の内定式の様子です。内定発表会は学生にとっては大学生活の集大成となる緊張の瞬間です。合格した学生たちから溢れる笑顔が素晴らしく輝いています。TCチームにとっても一番喜びを感じる瞬間です。合格したみなさんおめでとうございます! 面接終了後の学生インタビュー 面接終了直後に3年生のバオさんに、面接の様子とTCチームのサポートについてインタビューしました。爽やかな青年です! 爽やかな大学3年生 バオさん 今日の面接はどうでしたか? 最初は緊張しましたが、頑張って面接官の質問に答えました。しかし数分ぐらい経つとだんだん落ちつき始めました。その後は自信を持って面接を受けられるようになりました。 どんな企業を目指して就職活動をしてきましたか? いつも新しい技術を使っている企業で働きたいです。そして良い製品を作っている企業で、新しい事に挑戦できる環境がある企業で働きたいです。 日本企業の魅力は何ですか? 日本の企業はグローバル企業だという事が魅力です。そのような日本の企業で色々な国から来た優秀な人達と交流したり一緒に働く事は自分にとって良い学びと刺激になると考えています。 あなたにとってTCチームはどんな存在ですか? 一番思っていることは、みんな熱心だということです。私がサポートをお願いした時はもちろんサポートてくれますが、私がサポートをお願いしていなくても、ヒアリングを通じてTCチームメンバーがサポートが必要と考えたら、TCチームは積極的で精一杯心を込めてサポートをしてくれるのでとてもありがたいです。 面接お疲れさまでした。結果が楽しみですね! ありがとうございます。 内定Before,xseeds Hubチーム、内定Afterチームの取材を終えて TCチーム内の3チームの密着取材を通じて解った事は、TCチームメンバー全体の学生に対する緻密かつ厚みがある対応には、『学生への深い愛情』があるからこそなせる技だと実感しました。学生達は入学から卒業、渡日までの4年間、一般授業や日本語授業、面接対策などでTCチームのお姉さん方に相談し、アドバイスをもらえる事、熱い応援があるからこそ様々な困難がある日本就職という道にも迷いなく集中して勉強することが出来るのだなと思いました。 終わりに いかがでしたか? 今回は『xseeds Hubチーム』の一日に密着取材をしました。xseeds Hubチームは企業と学生の橋渡しの現場に関わる仕事で、瞬発的な判断と推進力、集中力が必要となる仕事でした。学生に対する愛情があればこそできる仕事だと密着取材を通じて思いました。面接に向かう学生達の姿も初々しく真剣で、見ていると全員合格して欲しい!と心から思いました。フォンさんの一人一人の学生をしっかりと愛情込めてサポートする姿勢にもとても感動しました。このようなサポートを受けられる学生達は幸せです。わたしたちの事業に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

+ -3
TCチームの活動とは? 密着取材 内定Afterチーム編
TCチームの活動とは? 密着取材 内定Afterチーム編
Xin chào các bạn(こんにちは みなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「TCチームの活動とは?密着取材 内定After編」と題して、Sun*教育事業部のTCチームの内定後の学生のサポートを密着取材を通じてご紹介する記事となっております。TCチームのきめ細かな働きが学生たちの日本就職の舞台裏で大活躍しています。ぜひ最後までお読みください! TCチームの集合写真 密着取材したリーさんについて リーさんは去年6月に入社したTCチームで一番年下メンバーです。TCチームメンバーはみんな優しくプロフェッショナルなので快適に仕事出来ると言っていました。 密着取材前にインタビューをしました 密着取材前に内定Afterチームの仕事などについてインタビューをしました。 内定が決まった学生のサポートの流れを教えてください。 内定のタイミングによって各学生のフォロー期間は変わるんですが、7つのステップがあります。図にまとめましたのでご覧ください。 内定が決まった学生のサポートの流れ 1学生にヒアリング日本語の学習状況や大学での学習状況、学生の悩みや困りごとなど詳細な学生の情報をヒアリングします。2オリエンテーションを実施今後のフォローの流れを学生に説明するオリエンテーションを実施します。3日本語学習計画作成企業が学生に対してどのくらいの日本語とITスキルを求められているか確認し、学生は学習目標を自ら設定し具体的な日本語学習計画を作成し実行します。学生達の学習経過も定点観測しヒアリングや企業へ報告をします。4学生の学習状況を企業に報告学生の詳細な学習状況をヒアリングで把握し企業に報告します。ヒアリング時は学生の悩みを聞き解決し、年3回ほど実施しています。5スカラーシップ学生の特別授業実施授業内容は議事録の作成方法やプレゼンテーションの方法、自分の意見の述べ方の学習など日本の企業で働くためのスキル学習です。6学生と企業のオンライン面談実施企業の要望によって面談頻度は変わります。面談を通じて学生と企業との関係を構築していきます。7渡航セミナー・渡日前後セミナー実施空港での手続き・荷物準備・日本に到着してからの手続きなどを行います。 学生が内定を得た後に特に焦点を置いてサポートしていることは何ですか? 入社までの目標設定・ITスキル・日本語学習計画作成(日本語教師と連携)や、企業と学生の関係強化です。企業の面談では最初はTCメンバーが間に入りますが、慣れてきたら企業と学生だけで面談を行います。そして各学生の授業や悩みに対して、タイムリーに対応して解決していきます。 学生がTCチーム内定Afterのサポートを受けることで得られる最大のメリットは何だと考えていますか? IT人材を紹介するような企業は多いですが、サポートにSun*ほど力を入れている企業はないと思います。内定は社会人としてのスタートなので、そのスタートまでの道のりの明確なルートを提案してもらえるので、学生は自分が努力すべき具体的な目標を設定しやすいと思います。そしてTCチームが学生と企業のコミュニケーションの間に入るので、内定から渡日までのコミュニケーショントラブルを回避することができます。さらに日本の企業で働く上でのマインドセットや日本のビジネスマナー、適切な行動様式や企業文化への尊重することを学ぶことができます。例えば、ベトナムでは先輩後輩の関係はないので、ベトナムにいる間にこの関係を学べることはメリットですね。 密着取材の開始です! インタビューでTCチームの仕事へのリーさんの丁寧かつ真面目で一生懸命な姿勢を感じました。これから1日の仕事を実際に追っていきましょう! 8:00 出社 出社後はまず学生のメッセージをチェックし、学生からの質問や意見などがあるかどうかを確認します。学生からのメッセージの内容は、企業との面談に関連するもの(日程調整、テーマ、オンラインURL)や、夏季研修に関連するもの(手続き、研修の状況)、OJTに関連するもの(稼働時間、OJTの様子)、学習計画の作成に関連するものなど多岐に渡ります。 そしてメールをチェックし、企業からの連絡があるかどうかを確認します。最後に、Googleカレンダーをチェックし、デイリータスクを整理します。TC内定チームの仕事内容は細かいタスクが多いため、これらの3つの作業の目的は、各タスクの締切や優先度を把握し、適切に時間を配分して進めます。 それからセールスチームと会議をしました。会議内容は、売上高の記録に関連する管理ファイルの記入と使用方法についてでした。そして10月に開講する内定者向け日本語コースのスケジュール作成を開始。これは企業が学生に求める日本語力であり、内定Afterチームの仕事です。各学生のレベルに合わせた日本語学習コースを作成します。 10:00〜10:10  カフェタイム オフィス内にあるバーの自由に飲めるコーヒーメーカーでちょっとカフェタイム。同僚と、コーヒーと紅茶で本当に美味しいのはどちらか?などの会話で盛り上がりのひと時。ちなみにリーさんは紅茶派とのこと。 10:30 学生のヒアリング 日本語学習計画を立て目標に向かい学習中の学生のヒアリング。学習状況の定点観測を行います。学生は日本語学習、特に会話が上達できないと相談していました。リーさんは自身の会話上達までの道のりを説明したり、シャドーイングに力を入れると良いなどアドバイスしていました。学生の悩みなども含めた近況と学習進捗状況は企業へ報告するようにしています。 11:45〜12:45 ランチタイム Grab FoodでオーダーしたデリバリーランチでTCチームメンバーと昼食。最近した買い物について会話が弾んでいました。 13:00 企業とオンラインミーティング 今日の企業とのミーティングは学生3名と企業の初面談の日でした。企業と学生の関係構築の初日です。リーさんは学生の緊張をほぐしながら学生と企業の交流を上手に促していました。 面談の流れは、 ・企業の自己紹介(名前、役職、内定とかかわる業務や興味等) ・内定者の自己紹介(名前、年齢、専門、インターン経験、ITの能力、内定を受けた感想等) ・内定者の入社までの学習計画 ・学習計画に関する質疑応答 ・企業からの次回面談の日程と発表テーマの通知 という順序で進めます。 初回面談では、その名の通り双方が互いに知り合う機会なのでほとんどの場合、採用担当者とその後の管理担当者は異なるため、自己紹介をすることでお互いの基本情報を把握し、オープンに話し合いを通じてお互いを理解し合うことができます。 この活動は面接とは異なり、双方の関係構築の最初のステップです。面談の進行にあたって、リラックスした雰囲気を作り出すことを心がけているそうです。また、企業と学生の情報交換がスムーズに行われるように、学生の日本語でのコミュニケーションが難しいと感じた場合は、通訳サポートとして入ります。 14:00 学生と面談 企業面談後に、また別の学生が2名オフィスに来ました。リーさんは渡日のためのビザ申請書類の書き方と注意点をその学生に説明をしています。学生は真剣な眼差しでリーさんの話を聞き、メモをとっています。 15:00 TCチーム オフラインミーティング 会議の内容はヒアリング活動のさらなる改善についてです。今まで様々な学生に個別対応してきて、TCチーム内の経験が増え、様々な学生がいる中でもいくつかの対応パターンがあるという共通認識が生まれました。それでヒアリング活動の効果向上・効率化のためにコミュニケーション法やアドバイスをしやすくするための対応パターン管理ファイルをチーム全体で作成することにしました。 16:00 TCチームリーダーと会議 また、密着取材をしていた当日、急遽、TCリーダーのハンさんと緊急オンラインが発生しました。緊急MTG内容は学生の入社に関することで、MTG終了後はその業務整理をしていました。予定外なMTGにもかかわらず、丁寧に対応していて、柔軟な働きぶりでした。 終わりに いかがでしたか? 今回は『内定Afterチーム』の一日に密着取材をしました。 内定確定後の学生の渡日手続きや企業の繋がり、内定確定後の日本語コース作成など、『内定Afterチーム』の仕事はTCチームの学生が渡日するまでの『最終仕上げ』のように感じました。前回の内定Beforeチーム同様に学生一人一人のモチベーションがより上がるよう、学習に集中しやすいように、内定Afterチームは愛情を込めて丁寧に仕事をしています。そしてxseedsの学生の良さをこの取材を通じて理解することが出来ました。学生はもちろんですが、真面目で丁寧に仕事を改善し続けるリーさんの今後のさらなる成長も楽しみです。頑張ってくださいね!わたしたちの事業に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

+ -3
TCチームの活動とは?密着取材 内定Before編
TCチームの活動とは?密着取材 内定Before編
Xin chào các bạn(こんにちは みなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「TCチームの活動とは?密着取材 内定Before編」と題して、Sun*教育事業部のTCチームの具体的な活動を密着取材を通じてご紹介する記事となっております。TCチームのきめ細かな働きが学生たちの日本就職の舞台裏で大活躍しています。ぜひ最後までお読みください! ミーティング中のTCチームメンバー。みんなでカフェに集まり話すこともよくあるそうです。 TCチームとは? TC(タレント コンサルティング)チームは、xseedsの学生(タレント)のマネジメント、サポート、フォローで学生の能力を引き出すチームです。チームは3つに別れていて、まだ未内定の学生を受け持つ『内定Beforeチーム』、面接を受ける学生は『xseeds Hubチーム』、内定後の学生が渡日するまでは『内定Afterチーム』が受け持ちます。 この3チームが大学入学時から卒業・渡日までの間、様々なセミナーやイベント、個別の『ヒアリング』を実施します。学生一人一人のパーソナルシートを作成し、学生の個性に適した細かな対応をしながら、徹底的に学生の解決すべきテーマを一緒に解決し、悩み相談やモチベーションアップをしていきます。TCチームのきめ細かな学生へのコンサルティングはxseedsの大きな魅力の一つです。 【学生を支える専門部隊!TCチームのご紹介】 https://xseeds.sun-asterisk.com/studentsupport-20201023/ TCチーム密着取材は内定Before編、xseeds Hub編、内定After編の3部構成になり、今回は『内定Beforeチーム』の活動内容紹介記事となります。 内定Beforeチームのハンさんにインタビュー インタビューと密着取材を受けてくれたハンさん。笑顔でインタビューに答えてくれました。 今回密着取材をする内定BeforeチームのハンさんにTCチームや内定Beforeチームについて事前にインタビューしました。 ハンさんはTCチームで働いてどのくらいですか? まだ1年弱です。これはTCチームのメンバーとしてはまだ短い方です。私はこの仕事が好きなので長くTCチームで働きたいと思っています。毎年新しい学生が入学しますが、その学生達はそれぞれ違うので、毎回新たなチャレンジでやりがいがあります。セミナーなど学生が色々な質問をする中で、私たちTCチームのメンバーが自分たちが日本で働いた時の経験や学んだ事を伝える事もあります。それを聞いた学生がうちに帰ってから日本就職について考える時の一助になれば嬉しいと思います。 学生のモチベーションを上げるために、TCチームがどのような方法を取っていますか? 色々な面から学生が日本で働くモチベーションをアップさせるアプローチをしています。各種セミナーの開催、すでに日本で働いている先輩達との交流会や各種ソースの提供、例えば日本で働くメリット・デメリット・どんな企業が選考会に参加しているか?・選考会参加企業の特徴とその情報を提供しています。また、未内定チームが担当する全1年生と2年生学生(400人以上)が個別に1年に1回以上は話す『ヒアリング』という活動では、学生の悩みや迷いを聞いてそれに対して情報シェアや支援を行います。全ての学生の細かい悩みなどを聞いてモチベーションがアップするよう支援するので、これは本当に学生を応援したい気持ちがなければ出来ない仕事と思います。 学生とのコミュニケーションにおいて気をつけていることは何ですか? 学生の考えを否定せず尊重する事です。自分の考えを学生に押し付けずシェアするだけに留める。そして、決して上の人間のように話さずに、友達のように話す事。様々な学生がいるので学生によってフレキシブルな対応をする事。学生に対していつもポジティブな対応をする事です。 TCチームが学生との関係を築く上で大切にしていることは何ですか? 学生が話しやすいようにTCチームは学生達にとってお姉さんや友達のような関係を築いています。学生達にとって大学で日本語や就職に詳しいのは先生しかいません。やはり先生には簡単に話しかける訳には行きませんから、TCチームはいつでもどんなことも気軽に話せるような関係でいるようにしています。ある時はヒアリングの時に『彼女が出来ました!』と報告してくる学生もいました(笑)。 TCチームの仕事で最も喜びを感じる瞬間は何ですか? 嬉しい瞬間は本当にたくさんあります。学生が内定をもらった時はもちろんめっちゃ嬉しいです! また上司だけではなく、学生・同僚からありがとうと言われる時はとてもうれしいです。学生のヒアリングの時に学生と打ち解けて個人的なことまでも打ち明けてくれた時はそれくらい近い存在になれたという事なのでやった!と思いますね。ベトナムはFacebookが人気なので、学生がFacebookに内定をもらった事を投稿し、その投稿内容に『TCチームのお姉さん、ありがとう!』と書いてくれる時があり、これもめっちゃうれしいんです! 学生が就職活動のモチベーションを失ってしまった場合、TCチームがどのような支援を提供していますか? モチベーションを失っているかどうかは、日々学生と接している大学の教師との連携で早期に知ることが出来ます。また、セミナーやイベントの最後に行うアンケートでその様な学生を発見する事もあります。この場合はその学生と『ヒアリング』で抱えている問題や悩みを発見し解決して行きます。 TCチームが学生に提供しているサポートで、最も人気があるものは何ですか? 現在実際に日本で働いている先輩との交流会イベント『先輩交流会』です。実は昨年の先輩交流会が1回目の実施で参加者が少なかったのですが、イベント終了後の『振り返り』で様々な改善点が出されました。その結果、2回目の今年は240人も参加し、成功しました。セミナーやイベントが終わったあとは必ず『振り返り』をします。そしてセミナーや交流会の最後に必ずアンケートを取ります。そのデータを元に、メンバーが改善点を話し合います。 普段どのように仕事をしていますか? チーム毎での定期的な会議に加えてイベントやセミナー毎でも会議を多く行いますが、共通して意識していることは報連相の徹底化です。TCチーム全体でも毎週ミーティングを行います。そこで各チームの業務を報告し、学生の悩みなどの相談・共有をします。2週に1回、日本語教師と未内定チームでミーティングもします。学生のサポート活動全般についてで、例えば選考会や今後どんな新しい活動が必要かなどです。 チーム内で意見の対立などがあったときはどのように進めますか? TCチーム内に3チームありますから意見が異なる時もあります。そういう時は、目標はどこか?を互いに確認し合う事が大切です。各メンバーの自分の意見を言い合い、メリット・デメリットを洗い出して話し合い結論を出します。TCチームの良いところはみんな活発で前向き、常に学生のためを考えている点です。各活動の終了時は『振り返り』をして改善点もその都度話し合っています。 密着取材開始です! インタビューでTCチームの仕事へのハンさんの真面目で丁寧かつ熱い姿勢を感じました。これから1日の仕事を実際に追っていきましょう! 8:00 出社 密着取材当日。8時に出社します。まずはデスクに座り、1・2ヶ月後に開催する面接対策コースの準備と夏に開催するアイディアソンコンテストの準備と確認に取り掛かります。面接対策コースは、学生の授業内で行います。そのため、カリキュラムの内容や時間を調整し、授業の雰囲気に合わせる必要があります。ベトナムでは日本流の就職活動や面接というものが無いため、面接対策はとても大切です。アイディアソンコンテストについても同様で、昨年に開催した経験があるとはいえ、準備に不備があるのはいけません。経験の振り返りと綿密な準備を行い、より有益な活動を提供できるように努めます。 【アイデアソンとは?Sun* Be the change 2022 アイデアソン開催!】 https://xseeds.sun-asterisk.com/teaching-20220915/ 9:00−10:00  学生のヒアリング 優しくお姉さんのようにヒアリングするハンさん。 学生のヒアリングをします。この日のヒアリングはフリースペースに移動してオンラインで行いました。オンライン・オフラインの両方で臨機応変にヒアリングは行われます。 この日のヒアリングは次回のxseeds Hubに参加するかどうか、どんな企業に応募するのか?毎日どのくらい日本語を勉強しているのか?などのテーマで様々な話を学生としていました。学生は京都にある企業に入社したいと言っていました。学生と対等な目線で対話しながら意見を聞きつつアドバイスをしながらxseeds Hubへモチベーションを上げていました。ヒアリング活動は、学生がxseeds Hubに参加する前に行われます。例えば、今年の9月のxseeds Hubの準備のために、TCは4月にヒアリングを行いました。ヒアリングはSCPのチェック、交流会、奨学金などの活動よりも前に行われます。これにより、私たちは学生にジョブフェアに参加をサポートする様々な活動を総合的に提供することができます。そして学生がこれらの活動に関する疑問点がある場合には、適時に解決することができます。 10:00−11:45 学生からのメッセージをチェック 学生からの質問や相談メッセージはとても多く、学生は、みな質問や相談したいことをたくさん抱えているそうです。ハンさんはこの日も一つ一つ丁寧に相談にのり、質問に答えていました。この日の学生の相談は、自分は京都にある会社で働きたいのだが、自分のスキルにあった会社があるかどうか?また日本語学習が思ったように進まずハンさんに相談していました。学生の悩みは本当に多岐に渡り、各学生が参加する活動ごとにも色々な質問があるそうです。例えば選考会やインターンシップ、面接対策やSun* be the changeコンテスト等の参加条件についてや、現在の自分の能力で参加できるかどうか?また、これらの活動に参加するために必要な注意事項や準備は何か?などです。さらに、各選考会で、学生たちは企業に関する情報や採用条件、現在持っているスキルについて、企業に該当するかどうか?そして、面接の質問に対しての自分の回答についてTCチームからアドバイスが欲しいという依頼もあります。 そして選考会やイベントがなくても、学生たちは日本就職の心構えや日本での生活、仕事環境に関する質問や、日本就職で成功した先輩について、また恋人が日本に一緒に行きたくないと言っていて、どうすればいいか?などの問題がある場合もあるそうです。学生だから、疑問や悩みは限り無くあって、本当に様々な質問や相談がきます。 11:45ー12:45 昼休憩と昼寝タイム 食事中の撮影は恥ずかしい!と言いながら、久しぶりにR&Dチームと一緒に楽しく昼食です。 たっぶりの野菜に肉やかまぼこなどをライスペーパーに巻いて食べるベトナムで人気のランチです。 楽しい会話が弾むランチタイムの後は、オフィスの照明を落として昼寝タイムとなりました! 1:30ー2:30 採用Beforeチームミーティング ミーティング中のハンさん。他メンバーの意見をよく聞いています。 ミーティング中のハンさん。他メンバーの意見をよく聞いています。 オンラインで採用Beforeチームのミーティングです。これは毎月行われるミーティングで本日はオンラインで行われていました。前月の施策の進行状況の報告やチームの目標を達成するための方向性や解決策について活発な発言や議論が交わされていました。この日のミーティングのテーマは次回の先輩交流会に向けて進捗状況の確認、ヒアリング活動についての進捗、先々月に行われたジョブフェアオリエンテーションセミナーについてでした。 2:30ー3:30 学生のヒアリング 学生が話しやすくなる雰囲気を上手につくるハンさん。 さぁ、本日二人目のヒアリングです。選考会に関する相談を受けていました。 3:30ー5:00 SCPチェック・先輩交流会の準備 デスクに戻りPC作業に入ります。学生たちが各自作成したSCPをチェックします。学生は自己アピールの表現が適切ではなかったり補足が必要な場合は修正案の提案をします。そして次回の先輩交流会の準備も進めていました。 SCPについてこの記事でご確認ください。【教育事業を加速させるプラットフォームpart.1~SCP~】 https://xseeds.sun-asterisk.com/interview-20210902/ 面接練習の実施 また、別日に、内定Beforeチームのクェンさんと日本語教師の田頭先生が一緒にHUSTで2年生の学生2人の面接練習を行いました。日本式の面接は初めての二人。基礎的な面接のマナーもしっかりと教わります。また面接時の態度や企業が学生に求めている事を把握しそれに対しての自分の強みの日本語での伝え方を学んでいました。 xseedsの学生の集中力は高い。練習中のフィードバックを学生はその理由をすぐに理解し、質問への回答となる受け答えができるようになっていました。 先生が日本語で学生達に伝えている事が理解できていなかったら、クェンさんは即座にベトナム語で先生が言っている意図を伝えます。 面接で企業が学生の何を知りたいか?自分は何を伝えれば良いのか?田頭先生が熱く教えます。 日本流の礼儀はベトナムにはないため、礼の仕方など基礎的なこともしっかりと練習します。 終わりに いかがでしたか? 学生達にとって『何でも相談できる頼りになるお姉さん』のような存在のTCチーム。今回はその『内定Beforeチーム』の一日に密着取材をしました。日本的な就職習慣がないベトナムで、学生が内定をもらうまで彼女らの仕事は無くてはならない存在だと取材を通じて実感しました。わたしたちの事業に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

+ -3
【シラバス紹介 : ハノイ工科大学 編】ハノイ工科大学のxseeds学生が履修している科目は?高度IT人材を育成するためのシラバスと特徴を紹介します!
【シラバス紹介 : ハノイ工科大学 編】ハノイ工科大学のxseeds学生が履修している科目は?高度IT人材を育成するためのシラバスと特徴を紹介します!
はじめに Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の茂木です。今回もご覧いただき、ありがとうございます。Sun*がベトナム国内で日本語教育・IT教育(xseedsプログラム)を提供している大学は全部で4大学あり、そして毎年xseedsプログラムを経て日本企業に就職する学生が増えてきております。私たちの記事ではこれまでxseedsプログラムのことを多く発信してきましたが、今回は「xseedsプログラムの学生は大学ではどんなことを学んでいるのか」を各大学ごとのシラバスを中心にご紹介します。 今回はベトナムのトップの理系大学、ハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology略称:HUST/ハスト)についてお伝えしてまいります! ※ハノイ工科大学の紹介はこちらの記事をお読みください!※ハノイ工科大学の学生生活についてはこちらの記事で一日密着をしています! ハノイ工科大学4年間のプログラム(xseeds学生) xseedsを提供しているのはハノイ工科大学コンピューターサイエンス学科です。その中でxseedsプログラムは大学の一つの学部(HEDSPI学科)として成り立っています。学部生数は約300人で、一学年の約半数となっています。 一般教養も含め、ベトナムのトップ理系大学の履修科目を学年ごとにまとめました。シラバスの具体的な内容については後述します。 必修科目 必修科目にはITの知識だけでなく、英語、体育や政治理論の授業があります。 必修科目と選択科目で合わせて148単位が卒業に必要になります。 このほか、【体育】と【防衛と安全保障の教育】は単位が出ませんが、合格していることが卒業条件になります。 また、日本語1~4はN3を取得すれば受講の必要はありません。(卒業に必要な148単位には含まれません。) ※太字の科目は詳細を後述します。 学年教科科目単位数1年生体育スポーツ理論水泳防衛と安全保障の教育党の軍事政策日本語日本語1(5)日本語2(5)基本的な数学と科学線形代数(代数)3微積分13微積分23基礎物理学3ICT入門2コンピュータリテラシー2離散数学3業界の基盤とコアC プログラミング言語2Cプログラミング言語(応用)22年生政治理論マルクス・レーニン主義の哲学3マルクス・レーニン主義の政治経済2体育体育C体育教育防衛と安全保障の教育防衛および警備の仕事英語TOEIC英語Ⅰ3英語TOEICⅡ3日本語日本語3(3)日本語4(3)基本的な数学と科学微分方程式と文字列3確率統計2情報技術のための電子工学:基礎I2情報技術のための電子工学:応用2科学計算3 信号処理2業界の基盤とコアデータ構造とアルゴリズム2Cプログラミング(基礎)データ構造とアルゴリズム応用2データベース(基礎)2データベース(応用)(ICT1(データベース)の実験)2コンピュータアーキテクチャ(基礎)2コンピュータアーキテクチャ(応用)アセンブリ言語2情報セキュリティ入門3社会知識テクニカルライティングとプレゼンテーション33年生政治理論科学社会主義2ベトナム共産党の歴史2一般法2体育体育E防衛と安全保障の教育一般的な QS と KCT が AK 砲を発射日本語日本語52日本語62専門日本語専門日本語12専門日本語22業界の基盤とコア情報通信工学入門2応用アルゴリズム論2ソフトウェア工学2オペレーティングシステム3コンピューターネットワーク3人工知能の概要3オブジェクト指向プログラミング3卒業研究12ITSSソフトウェア開発3Module 1- AI and Big Data※専門によりModule1か2を選択ユーザー インターフェイスとユーザー エクスペリエンス3Module 2- AI and IoT※専門によりModule1か2を選択組み込みシステム34年生政治理論ホーチミンの思想2日本語日本語72日本語81業界の基盤とコア日本語でのFE-ITS実践12日本語でのFE-ITS実践22卒業研究22ネットワークプログラミング2コンパイラ構築3Module 1- AI and Big Data※専門によりModule1か2を選択ウェブテクノロジーとオンラインサービス3モバイルプログラミング2ソフトウェア開発の管理2データサイエンス入門2機械学習とデータマイニング3Module 2- AI and IoT※専門によりModule1か2を選択ウェブテクノロジーとオンラインサービス3モバイルプログラミング2ソフトウェア開発管理2IoTとアプリケーション2IPネットワークの設計と実装3必要な専攻 + 卒業ITSSインターンシップ2卒業論文6合計単位数※Module1か2どちらかの合計単位数142 ※【Module1】か【Module2】は専門によりどちらかを選択します。※【日本語1、2、3、4】はN3取得で受講不要になります。※【体育】、【防衛と安全保障の教育】、【英語】は単位は出ませんが、卒業時に科目の合格証明書が必須となります。 選択科目 この中から6単位を選択します。 教科科目単位数社会知識マネジメント入門2ビジネス文化と起業家精神2応用心理学2ソフトスキル2テクノロジーとテクニカルデザイン思考2工業デザイン2 主要科目の目標と授業内容 次に、上記科目の中でITに関係する内容をご紹介します。 目標授業内容ICT入門目標情報技術と通信に関する基本的な概念を学習し、情報技術と通信を活用できる人材を目指す。・バイナリ数上の演算・コンピュータの構造・ハードウェアとソフトウェアシステム・アルゴリズムの概念・プログラミング言語・データ管理・情報システム開発コンピュータリテラシーLinuxオペレーティングシステムに関する基本的な知識を身につけ、Linuxを作業環境として使用する方法を学習する。また、LaTeXを使用して科学的文書を作成し、Beamerを使用してプレゼンテーションを作成する方法を学ぶ。・Linux: ファイル、権限、プロセス、シェル操作・ LaTeX: 科学論文作成に必要な文書構造、表、数式、図表など・Beamer: プレゼンテーションの基本構造、アニメーション、効果などCプログラミング言語(応用)C言語の構文、標準ライブラリ、簡単なプログラムの書き方、実行方法を学び、演習を通してC言語の概念を理解する。・プログラミング環境・標準入出力・データ型:基本型、構造化型・制御構造:条件分岐、ループ式、関数、ポインター・文字列情報技術のための電子工学:基礎Iコンピュータ、組み込み、IoTシステムの分析・設計に役立つ、アナログ・デジタル電子工学の基本知識を学習する。・電子工学基礎・設計スキル・電子システム・回路設計・コンピュータ、組み込み、IoTシステム設計情報技術のための電子工学:応用アナログ・デジタル電子工学の基本的な実践スキルを学び、電子回路シミュレーションツール、電子部品、簡単な回路組み立てを体験。コンピュータサイエンスのための電子工学理論の理解を深める。・シミュレーションで回路設計・計測器・部品操作・回路組み立て・配線・電源ユニット構築・論理回路設計・2ビット加算減算器設計・カウンタ・シフトレジスタ設計データ構造とアルゴリズム学生が計算問題を解決するためのデータ構造とアルゴリズムの基本知識、アルゴリズムの効率を分析し評価する技術の学習。これにより、学生はソフトウェアの分析、設計、開発において良好な思考力とスキルを身につける。・再帰、メモ化再帰、バックトラッキングなど6つのアルゴリズム・リスト、スタック、キューなど6つのデータ構造・選択ソート、マージソートなど5つのソートアルゴリズム・バイナリサーチ、幅優先探索など3つの探索アルゴリズム・ダイクストラ法、クルスカール法など最短経路・最小全域木アルゴリズムデータベース:基礎関係データベースモデルとSQLを中心に、データベースシステムの基本概念と原則を学び、データモデリング、設計、管理、利用の知識と技術を習得する。・データベースシステムの基本概念・関係データベースモデル・データモデリング・SQLデータ操作言語・データベース設計・物理データの組織化・クエリ処理・トランザクション管理データベース:応用データベースシステムの動作を理解し、SQL、設計、インデックス、クエリ、トランザクションなど実践的なスキルを習得する。さらに、チームワーク、批判的思考、問題解決などのスキルを向上させ、データベースシステムを効果的に活用できる人材になる。・SQLデータ操作言語の熟練・データベース設計・データベースインデックス設計・クエリ作成と最適化・トランザクション管理コンピュータアーキテクチャ:基礎現代コンピュータの仕組みを理解し、ソフトウェア/システムを最適化、統合、管理するための知識を習得する。・命令セット・数学・プロセッサ・メモリ・入出力・並列処理コンピュータアーキテクチャ:応用アセンブリ言語とシミュレーションツールを用いて、ハードウェアとソフトウェアの相互作用を理解し、プロセッサ動作とコンピュータシステム全体を深掘りする。・シミュレーションツール・命令セット・算術・論理命令・ロード/ストア命令・ジャンプ/分岐命令・配列/ポインタ・手続き/スタック・キャッシュメモリ・入出力デバイス・割り込み情報セキュリティ入門情報セキュリティの基本概念、暗号化システム、情報セキュリティシステム構築を学び、日常生活やインターネット上のソフトウェア保護のための安全なソリューション構築能力を習得する。・情報セキュリティ概要・暗号化システム・情報セキュリティシステム構築・ネットワークセキュリティ・Webアプリケーションセキュリティ情報通信工学入門通信システムの基礎知識を学び、情報伝送の仕組みを理解し、通信速度と精度を確保するための技術を習得する。・情報理論・通信システム構造・符号化・変調/復調・受信機/送信機・伝送技術応用アルゴリズム論基礎から高度なアルゴリズムとデータ構造を学び、オンライン演習や実世界の応用問題に適用する。・データ構造・基本アルゴリズム・再帰/分割統治法・貪欲法・動的計画法・グラフアルゴリズム・文字列処理・NP完全問題ソフトウェア工学要件定義から運用まで、ソフトウェア開発プロセスの主要な活動と、各フェーズにおける具体的な技術を学ぶ。・ソフトウェアライフサイクル・開発プロセス・ソフトウェアモデル・プロジェクトマネジメント・構成管理・バージョン管理・分析設計・構築・ソフトウェア品質保証オペレーティングシステム現代オペレーティングシステムの動作原理とアルゴリズムを理解し、実際の開発に適用する。・プロセス管理・メモリ管理・ファイル管理・入出力システム・システムセキュリティコンピュータネットワークコンピュータネットワークシステム、データ通信、分散環境の知識を基に、ネットワークシステム、IoT、データ通信の設計・構築・運用能力を習得する。・コンピュータネットワーク・OSIモデルとTCP/IP・LAN・多重アクセス方法・ローカルネットワーク接続・インターネットプロトコル・ルーティング・アドレス割り当て・TCP/UDPプロトコル・接続管理・インターネットアプリケーション人工知能の概要人工知能の基本的な概念と技術を学び、実践的な課題を通してインテリジェントなプログラムを実装する。・知能エージェント・問題解決・論理と自動証明・知識表現と推論・不確かな知識・機械学習・高度なトピックオブジェクト指向プログラミングオブジェクト指向プログラミングの概念と技術を学び、Java言語でオブジェクト指向プログラムを設計・開発する。・オブジェクト指向プログラミング・クラス・オブジェクト・抽象化・カプセル化・メソッドオーバーロード・ポリモーフィズム・継承・抽象クラス・インターフェース・多様性・UMLモデリング・Javaプログラミングユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンスインタラクティブシステムのインターフェースを設計・実装・評価するための知識とスキルを習得する。・インターフェース・インタラクション・ヒューマンファクター・コンピュータファクター・使いやすさ/評価・ユーザーエクスペリエンス・ユーザー中心設計・インターフェース設計原則・ユーザーエクスペリエンス形成ネットワークプログラミングC/C++言語を使って、TCP/UDPプロトコルを用いたネットワークデータ送受信プログラムを実装する能力を習得する。・ソケットライブラリ・TCP/UDPプロトコル・トランスポート層・ネットワークプログラミング・C/C++言語・Unixオペレーティングシステムコンパイラ構築高水準言語コンパイラの設計・実装に関する知識と実践的なスキルを習得する。・言語理論・コンパイラのフェーズ・語彙分析・構文分析・意味論・コード生成・最適化ウェブテクノロジーとオンラインサービスJSPやPHPなどの言語を用いて、CMS、ポータル、ECサイトなど、様々なWebアプリケーションを構築・開発するスキルを習得する。・ウェブ技術・プラットフォーム・フレームワーク・インターネット・ウェブアプリケーションアーキテクチャ・ウェブセキュリティ・HTML/CSS/JavaScript/PHP/JSP/Ajax/DOM/XML/SOAモバイルプログラミングAndroidプラットフォームを中心に、モバイルデバイス向けアプリ開発の技術を習得する。・モバイルアプリ開発・Androidプラットフォーム・アプリ構造・基本コンポーネント・インターフェースプログラミング・タイマー・通知・ファイル操作・ネイティブプログラミング・クロスプラットフォームプログラミングソフトウェア開発管理ソフトウェア開発プロジェクトを成功に導くための知識とスキルを習得する。・MSDの主要概念・プロセス・管理方法・計画立案・リスク管理・品質保証・変更管理・人材管理ITSSソフトウェア開発ITSS標準に基づいた高品質なソフトウェア設計と開発に関する知識と実践的な経験を習得する。・オブジェクト指向分析設計・設計原則・ソフトウェアアーキテクチャ・設計手法・設計ツール・リファクタリング・テスト駆動開発・JUnit・S.O.L.I.D原則・デザインパターンデータサイエンス入門データから知識を学習・抽出する方法、プロセス、システムを学ぶ。・データ分析・機械学習・データマイニング・統計学・データ形式・ライブラリ機械学習とデータマイニング機械学習とデータマイニングの基本技術を学び、実用的なアプリケーションに適用する。・機械学習・データマイニング・予測・知識発見・アプリケーション・ライブラリIoT とアプリケーションIoT技術の基礎知識と応用例を学び、具体的なアプリケーションを構築する。・IoTの概要・システムアーキテクチャ・通信プロトコル・データ処理・信頼性・セキュリティ・プライバシー・アプリケーション開発IPネットワークの設計と実装IPネットワークの設計、構築、運用に関する高度な知識とスキルを習得する。・IPネットワークの専門知識・設計方法・内部ネットワークとインターネット接続・サービス展開技術・実践的な演習 卒業要件 卒業要件は、単位の取得以外にもいくつか存在します。要件を整理すると以下になります。 必修科目と選択科目で合わせて148単位を取得 インターンシップの合格 ※ 必修科目の「ITSSインターンシップ」が該当 日本語N3レベル相当の証明書 ハノイ工科大学の卒業要件の特徴として挙げられるのが、「インターンシップの合格」と「日本語N3レベル相当の証明書」です。インターンシップに合格するためには、学生はインターンを受け入れてくれるIT企業を探し、その企業から評価をいただく必要があります。学生はより実践的な学びを得ることができます。弊社Sun*でも毎年学生のインターンを受け入れを実施しています。 ハノイ工科大学コンピューターサイエンス学科の特色 ここまで学生が受ける授業の内容をお伝えしましたが、xseedsの学生が所属しているコンピューターサイエンス学科全体については、ハノイ工科大学のHPで以下の通りに紹介されています。 コンピュータサイエンス学科は、情報通信学部(SoICT)のソフトウェア工学科、コンピュータサイエンス学科、情報学科の3学科を統合し、2021年11月18日に設置されました。SoICTの標準的で質の高いトレーニングプログラム(Elitech)のコア科目のトレーニングを行うだけでなく、学士、エンジニア、修士、博士、および学位を取得するためのコンピュータサイエンスの集中トレーニングもあります。4.0テクノロジー革命と国のデジタルトランスフォーメーションに向けた知識と新製品の創造ができる質の高い人材を育成することを使命として、以下の研修プログラムを実施しています。 ソフトウェア エンジニアリング、情報システム、インテリジェント データ分析といったアプリケーション指向のコンピュータ サイエンスの学士号およびエンジニアの学位 ソフトウェア エンジニアリングと情報システムに関する研究指向を持つコンピュータ サイエンスの理学修士号 情報技術における工学修士号 コンピュータサイエンス、情報システム、ソフトウェアエンジニアリングの博士号 コンピューターサイエンス学科は、HEDSPI、グローバルICT、フランス語圏、サイバーセキュリティ、データサイエンス、人工知能などのSoICTの質の高い学部および大学院トレーニングプログラム コンピュータサイエンス学科の主な研究方向 ハノイ工科大学 xseedsの特色 xseedsプロジェクトを行っている学部についてはHPに以下のように紹介されています。 2006年、ベトナムと日本政府の協力による ICT の学部・大学院教育開発支援プロジェクト、通称HEDSPI プロジェクト(xseedsの前のプロジェクト) がハノイ工科大学でIT エンジニアプログラムとして開設されました。 HEDSPIの後を継いだxseedsは、日本のIT系大学で養成された技術者と同等の資格を有するIT技術者を育成します。日本語や外国語については、学習過程で日本人講師から直接学ぶほか、多くの専門科目も日本人教授や大学、有名企業の専門家が指導するため、学生は就職に十分な外国語能力を確保できます。 またxseedsプログラムでは日本から講師を招いて学生を指導しています。さらに、会津大学、芝浦工業大学(Vol.1、Vol.2)など、日本の大学と協力し、学生が交流し、日本の労働環境に早期に触れる機会を提供できるよう支援しています。 コース中、xseedsプログラムを受講している学生は、ベトナムに拠点を置く多くの日系企業を含む当校のパートナー企業200社以上で実際の労働環境を実践し、体験することができます。 xseedsプログラムにかかる時間 xseedsプログラムは、学士モデル (4 年)、学士 - 修士モデル (5.5 年)、または学士 - 工学モデル (5.5 年) に従って行われます。 xseedsプログラムを受講している学生は、日本で教育を受けて学士相当の資格を有する学士を目指し、日本の企業で働くことができるほか、工学系や修士号の取得を目指して学習を続けることもできます。さらに、日本の大学や欧米の先進国で大学院や博士レベルで学ぶ機会も数多くあります。 xseedsプログラムの知識 IT 専門コンテンツは、ベトナム人と日本人の教授の経験と日本の IT スキル標準 (ITSS) に基づいて構築されています。 ITSS レベル 2.5 は、xseedsの専門的な成果標準です。一定の経験を積んで ITSS 2.5 を達成したxseeds学生は、日本市場の IT プロジェクトでチーム リーダー (3 ~ 5 名) の役割を担うことができます。xseedsプログラムは、次の 2 つの主な方向性で訓練されています。1) 人工知能とビッグデータ2) 人工知能とモノのインターネットさらに、学生は追加でトレーニングを受けます。 スキル: 卒業生は、プレゼンテーションスキル、チームワークスキル、リーダーシップスキル、その他多くの専門スキルを備えており、日本の環境で十分なスキルと労働文化を身につけることができます。日本語レベル:学生の100% が少なくとも N3 レベルの日本語能力を持って卒業することを目標として、日本語と専門的な日本語がトレーニング プログラムに含まれています。実際、卒業後は多くの学生がN2レベルに到達し、日本で働く資格を取得しています。雇用の機会:卒業後1年後には学生の100%が就職します。 学生が感じるxseedsプログラムの特色 xseedsプログラムに参加している1年生と4年生それぞれSoICT学部についてインタビューをしてみました。 1年生 質問ヒエンさん二―さんミンさんSoICT(学部)でどんなことを勉強したいと思っているのかその理由専門知識やソフトスキル(計画立案、時間管理、コミュニケーションスキル、情報検索、チームワークなど)やマインドセットなどについて学びたい。専門知識だけでなく、補完的なスキルも含めて成長したいと思っているから。専門知識、ソフトスキル、実務経験について学びたい。学んだ知識が将来のキャリアの堅固な基盤となり、自分の強みになることで良い仕事に出会うことが私の目標だから。特に創造力やアイデア発想力などのソフトスキルの向上に常に関心があり、ITの専門知識を向上させるために日々努力している。また、科学研究プロジェクトに挑戦したい。学校で深い専門知識を身につけ、将来の仕事に繋げたいから。SoICTの中のHEDSPI学科でどんなを勉強したいと思っているのかそれはなぜかITスキルだけでなく日本語能力もしっかりと身につけたい。また、日本で働く際に必要な準備や日本でのポジティブな面とネガティブな面、そして日本就職のメリットとデメリットについてもっと知りたい。日本で働いて、生活したいから。HEDSPI学科の特徴や、他のIT分野との違いについて勉強したい。日本のビジネス文化、労働環境、日本の文化や生活について、実際に仕事や生活をしていた先生方からの情報を得たい。また、日本語の授業をもっと増やして会話の練習がしたい。卒業後、日本で働くことを目標にしているため、将来の職場環境についてさらに情報を得たいから。日本語を学び始めてから日本語が好きになった。HEDSPI とSoICTの他の学科との違いは、日本語。私は日本語の学習に非常に興味があり、自分の日本語能力を向上させたい。日本のIT分野において人材不足が起きているが、日本語ができる人が少なく、日本語ができるというのは強みになると思うから。 4年生 質問リンさんトゥンさんナムさんSoICT学部を通して、学術的にどんなことを学んだのか?ウェブ開発、ソフトウェア開発、機械学習、人工知能などを学んだ。専門は、基礎科学、基礎科目、専門科目、日本語、デザインシンキング、ソフトウェア開発スキルなど。他のスキルに関しては、チームワーク、時間管理、計画作成、メモ作成、グラフ作成など。情報検索の仕方、ドキュメント分析の仕方や理解の仕方など。古い技術から最新技術まで、各科目の本質、情報技術システムの構築プロセスなど、情報技術の領域について。大学の学業を通して具体的に身に着けたスキルや知識はどんなものがあるかウェブ開発、ソフトウェア開発、機械学習、人工知能、チームワーク スキルなど。解析学、基本プログラミング、データ構造とアルゴリズム、データベース、アルゴリズム、コンピュータネットワーク、オペレーティングシステムなど。他にもチームワークスキル、日本語力、コミュニケーションスキルなど。科学論文の作成の仕方、ある問題の説明の仕方、プロジェクトを最初から最後まで完遂するためのチームリーダーシップなど。問題意識や対策発見ができるようにお客さんと相談する方法など。4年間の中で、一番印象に残っている授業 / 役に立つと思った授業 / はどんなものがあるかそれはなぜか日本語1から8。先生たちがとても熱心に教えてくれたから。データベース科目。大事な基礎知識を身に着けられたから。オブジェクト指向プログラミング科目。先生がとても熱心に教えてくれたから。HUSTのSoICTはベトナム国内ではITのトップの分野であるが、それを感じた瞬間はあるか?どんなとき?先輩や同級生たちが賞を取ったり、仕事で素晴らしい成果を上げたりする時など。いつもトップだと感じている。特に大学でのプロジェクトが完成した瞬間。ベトナムの他大学とは比較にならないほど、施設と教育のクオリティーが高いと感じる。 学生たちはITスキルだけでなく日本語力やコミュニケーション力、チームワークの基本のスキルを身に着けています。 終わりに 今回はハノイ工科大学のシラバスをご紹介いたしました!私たちは優秀な学生と日々関わり、将来に役立つ知識を提供していると自負していますが、学生自身も多くの知識を吸収しさらに日本語にも力を入れて日々頑張っています。xseedsプログラムを提供しているベトナムの他の大学のシラバスについても順次ご紹介します。 わたしたちの事業の内容やxseeds Hubに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

+ -3
xseeds事業に関わるメンバーが共有できる目的を探り、コミュニケーションをとって相互理解を図りました!ワークショップVol.2(実施編)
xseeds事業に関わるメンバーが共有できる目的を探り、コミュニケーションをとって相互理解を図りました!ワークショップVol.2(実施編)
はじめに Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の茂木です。今回もご覧いただき、ありがとうございます。 今回は“Sun* xseeds事業ブランド浸透プロジェクト”ワークショップ実施編をお伝えいたします!前回の記事では準備編としてこのプロジェクトの目的や背景を私たちの事業xseedsの歴史を含めて濃い内容でお伝えしました。今回は、 ワークショップの内容 ワークショップを終えて目標は達成されたのか についてお送りします! チーム間の連携を図りたいという大きな目標に対して模索し続け、ついに行われたプロジェクトの集大成をご覧ください! ワークショップを実施しました! ついに約1年以上かけて構想しつづけてきたワークショップを開催しました!「各部署への理解を深め、xseeds事業に関わるチームメンバーが共有できる目的をメンバー自身で見つける」この目標を達成するために、3日間(Day1~Day3)かけてメンバー自身で考え抜きました。 今回のワークショップの目的 このワークショップで一番重要視していることは対話です。対話を重ねることによりお互いのことを知り、今後の連携を図るきっかけを探ることが何より大事だと考えています。 事前に上がっていた懸念点としては、xseedsメンバーは話し出すと熱くなり長くなることがあるので(笑)時間が足りなくなるだろうということです。そのため、ワークショップでは、事前課題が出され、話し合いの内容を各メンバーがよく考えることができるように、そして、ワークショップが少しでも濃い時間になるように工夫しました! ワークショップイントロダクション まずは参加メンバーにワークショップの目的を伝えます。 ワークショップの流れ 運営メンバーの広瀬さんからは「このワークショップだけで、皆さんが抱えている課題や想いを100%形にする事は出来ないかもしれませんが、少なくとも、そのきっかけの場に出来るよう全力で運営したいと思います。」と、力強いお話がありました。 Day1前半 ~お互いの知らないを知る~ Day1の目標は「各チーム、拠点間で必要な連携について話し合う」です。  xseedsカレンダー質問会 最初にxseedsカレンダーの質問会を実施しました。xseedsカレンダーとは、メンバーへの事前課題で「学生が入学時から就職まで、各部署がどのような教育、就職支援対策をしているか」を提出してもらったものを運営チームがカレンダーにまとめたものです。 学生が入学してから卒業するまで、各チームがどんなサポートをしているのかが一目で分かるようになっています! このxseedsカレンダーはメンバーから大好評でした。お互いの知らないことを知るために、他チームの取り組みが一覧で可視化されており、「他のチームの動きが明確になった」「これで他のチームと連携しやすくなった」などの声が出ていました。 xseedsカレンダーを見て各チームに対して質問(黄)を記載し、回答(ピンク)が書かれています 「大学とIT教育の連携をもっと進めたいけれど、なぜ今まで出来ていなかったのか?」という会話になり、それを知っているメンバーが理由を伝えるという場面もありました。それぞれの想いと現実を知り、どこへアプローチすれば解決するのかを考えることができる時間となっていました! 時間が無くてこの場で回答できないものはこの後のワークショップで個別で話し合ったり、運営メンバーが後で個別に連絡を取るようにしました。 他チーム・他拠点の取り組みで真似をしたい!連携したい!取り組み 次に、xseedsカレンダーに「真似をしたい取り組み(青シール)」「連携したい・した方が良い取り組み(赤シール)」について投票します。 カレンダーには各取り組みの詳細も書かれています(写真の青と赤の丸が投票シールです) ここまででDay1前半は終了です。 Day1後半〜他チーム・拠点間で連携が必要なことはなんだろう〜 Day1後半では、各チームのメンバー4~5人で構成された4つのグループに分かれ、2つのテーマについて話し合いました。 グループワーク1:チーム間や拠点間でどのような連携が必要だと思うか。またはできそうか。 前半でシールを貼った「連携したい取り組み(赤シール)」を思い出して、自分が思った連携したいものとその理由を話し合いました。 各自、連携したいものをMiroの付箋に記入し、グループワークで連携するための具体的なアイデアを出し合います 「大学間で授業の連携をして学生が楽しく興味を持って受けられる授業を一緒に作り上げたい。」「学生がどのようなITスキルを学んでいるのか企業からよく質問を受けるからセールスの立場で共有したい。」「各現場の悩みを共有したい。本音も含めて、それぞれがどういう気持ちで目標達成に向けて頑張っているのを皆が知っておいた方が良い。」「セールスと教育の連携が必要。数値や数値を作るための課題を共有して、それを知ったうえでどんな教育をするのかを考えることがビジネスとして教育をしていく私たちの価値。」などの意見が出ました。 グループワークではこのような意見が出ただけでなく、 本当は連携されているのにそれを知らなかった。 連携する方法は簡単なのになぜできていないのかが分かった。 という内容にも発展していました!自分の抱えている課題を立場関係なく発信することで解決策が簡単に見えてくるという、ワークショップの利点を活かした話し合いの場になっていました! グループワーク2:各自で挙げた中からxseeds全体にとって、最も重要だと思うものを選び、具体的な連携のアイデアをチームで出し合う 多くのグループが会話の中で「こうやってウェットに話し合うことってすごく大事。こんな風に気軽に色んなチームの人に質問できれば、日頃の疑問をすぐに解決できる。」という話題になっていました。また、「連携できるはずなのにしていないのはどこに問題があるのか。」という内容についても話し合いが深まるチームもありました。 各チームの内容は以下のようなものになりました。 Day2 ~xseedsを知る~ Day2の目標は「xseedsの強み、やりがい、課題をチームのメンバーはどう考えているのだろう。」です。 Sun*は様々な事業をしていますがこの3つは共通しており、xseedsは誰もが価値創造に夢中になれる世界の体現事業となっているという説明をする鈴木さん Vol.1の記事でも、「このワークショップでは組織の目的を達成するのも大事ですが、個人の気持ちも大切にしたい」という運営メンバーの想いをお伝えしました。Day2のグループワークはこれがテーマになっています。なのでまずは個人が感じているxseedsに対する思いをまとめて、その後にチームで共有しました! まずは私たちのxseedsがSun*でどのように機能しているのか、xseeds事業が社会でどのような機能を果たしているのか、運営メンバーの鈴木さんから説明があり、xseeds事業内容の浸透を図りました。 事前課題として、「xseedsでのやりがい、xseeds事業の強み、xseedsが抱えている課題のアンケート結果に『確かにそうだな』『とっても重要だな』と思うものをそれぞれ3つずつ選ぶ」ということをしました。その結果、票が多く集まったものは以下のようなものでした。 xseedsでのやりがい:教育を通した学生の成長、就職支援など xseeds事業の強み:TOP大学のハイレベルな学生、IT企業が提供する実践的な教育など xseeds事業が抱えている課題:日本就職への意欲、各部署・拠点の連携不足、事業方針の浸透など グループワーク1:投票したものを思い出しながら自分が感じたやりがい・強み・課題をグループで共有する Day2では、各メンバーが事前課題で投票した「やりがい」「事業の強み」「抱えている課題」に対して、その理由と思いを共有しました。 多くの意見が出て、Miroに書くのが追いつかないグループもありました 活発な意見交換の中では、このような意見がありました。「コロナで撤退した教育機関が多数ある中で我々は続けている。これは私たちがいかにxseeds事業を大切にしているかという事だと思う。」「自分がやりたいことをどんどんやらせてくれるのはやりがい。」「教育・ビジネス・ITをすべて幅広くやっていることは強み。」「課題を感じたら解決するようにしている。」「どういう人たちがいて、何をしているのかという役割が明確になっていないのは課題。」 こういったことをチームで意見を共有することで、異なるチームのメンバーがxseedsをどう考えているのかを知るだけでなく、自分のチームだけでは考えつかないようなxseedsの良いところや課題を発見することができる時間となりました!また、課題を感じたら解決するようにしているなど、他のメンバーの仕事に対する姿勢を学ぶ機会にもつながっていました。 グループワーク2:個人の意見をxseedsという枠組みでに拡大して意見を3つにしぼる 投票したものをベースにまとめていきます。まとめることで「個人の想い」→「xseeds全体」に置き換えて考え、xseedsの一つの考えを創り出すというねらいがあります。 各チームの内容は以下のようなものになりました。 個人の気持ちからxseeds全体について考えたことで、xseedsという組織の中にいる自分を再認識し、自分の気持ちを組織の目標に置き換えて考えることで、「全員で目標を作り上げる」というところに向かっていく準備ができました。 Day3前半 ~チームの共通の目的を作る~ ついに最終日です。Day3前半では「入社1年目で活躍する卒業生」を考えます。私たちがxseeds事業に関わっていく上で切り離せないのが、xseedsに参加している学生です。学生が卒業後に活躍できるようになるためには、私たち自身が、きちんと企業と学生を理解しなければいけません。また、理解するだけではなく、どうやったら活躍できる学生がxseeds事業から生まれるのかを考え続ける必要があります。そのため、xseedsメンバーとしての一つの共通の目的である「活躍できる学生」を考えるために、事前学習では、企業の声と卒業生の声に目を通しました。 前半グループワーク1:活躍できる学生像は一年目にどんな業務に携わっているか xseedsで作成した企業ペルソナに就職して1年目の活躍している学生(エンジニアとブリッジSE)を設定しました。xseedsで育った優秀な学生は一年目にどんな業務に携わっているのか、携わっていて欲しいか、まずは個人で考えてmiroに書き込みその後にチームで共有します。 スキルセットだけでなく、人格やマインドセットの視点も含めた話し合いになりました xseedsの学生にどうなって欲しいかや、企業に紹介するときに誇れる学生はどんな学生かについて、時間を使ってたくさん考えていました! これができないと困るという話や、学生は留学生とも比較されることがあるという話にも発展して盛り上がるチームもありました。日本語教師のメンバーが、実際にIT企業で働いていた実践IT講師やセールスのメンバーに企業での学生の働き方やどんな学生が求められているのかについて話を深掘りしたり、また日本語のレベルはどのくらい必要なのかを真剣に話し合う場面となりました。 「日本語やITのレベルも高くなくてはいけないが、遅刻をしない、分からないことは聞くなどの基本的なことを身につけて欲しいと企業が思っていることを知れたのは収穫だった」「自分の業務と他人の業務の関連を想像することができるレベルも必要」「ワーク内容について、IT企業を知っているメンバーとそうでないメンバーで難しさに違いがあったと思う。」などの意見が出ました。違うチーム同士で話し合うことで、教師陣が目指している学生像と、企業が求めている学生像が明確になるワークとなりました! 各チームの内容は以下のようなものになりました。 A・Bチームが考えた活躍できる学生像 C・Dチームが考えた活躍できる学生像 Day3後半 具体的なアクションを考える Day3前半で描いた活躍できる学生像に対して、私たちは具体的にどんなアクションをする必要があるかを考えました。 ワークショップで得たものを持ちより話し合う日本語教師チーム 最終回は各チームごとでのワークショップです。Day1とDay2で他チームと交流して様々な考えを聞いたあとに自分のチームに持ち帰るという流れです。いつも顔を合わせているメンバー同士なので、終始笑顔で自分の考えを思ったように発信して非常に盛り上がっていました!ワーク内容は以下の通りです。活躍できる学生を育てるために、①さらに改善できそうな活動②新たに取り組むと良さそうな活動③自分ができるアクションの3つを個人で考え、それをグループで共有します。 話し合いで出た意見は以下のようなものです。「気軽に各チームや他拠点でコミュニケーションが取れるようにしたい。特に教育とセールスは今回顔を合わせるのは初めてだったが、良かった。一体感が生まれた。」「ITのアクティブな授業をもっと取り入れて、日本語学校とは違うxseeds独自の教育をしていきたい。」「まずは自分のチームから新しいことを始めて、他チーム・他拠点に声掛けをしていきたい。」「教師として企業との面接に同席し、企業の声を自分で聞き教育に取り入れたい。」「xseedsの事業のスピードをもっと上げていかなくてはならない。」「企業に就職した学生にもヒアリングをして必要なスキルを自分の部署から発信する。」「我々がもっと良くしていこうというマインドを持ち続ける。」このテーマについては終始、「学生に対して改善して欲しい、でもその前に自分たちができていないことは教育できないから自分たちを見直そう!」という視点で話し合いが行われていました。 各チームの内容は以下のようなものになりました。 ワークショップのまとめ 最後に広瀬さんからお話がありました。「これからxseeds事業は拡大していく予定です。チームごとの連携は今後の成長にあたって絶対に必要です。でも、今回のワークショップをやったからといって、すぐに連携が取れるわけではないので、連携しやすくなるように今後運営サイドも関わっていきたいと思っています。ワークショップを経て考えた連携のアイデアを今の運営メンバーに相談してもらって一緒に考えていけたらすごく嬉しいし、それが一つの願いです。」 ワークショップ参加メンバーの声(アンケート結果より) 多くのメンバーが、良かった、とても良かったと思っているという結果となりました。また、話し合う場があったことで、メンバーの考えをお互いに理解することができ、今後の業務で、このワークショップが自分のアクションにつながっていくイメージが持てた人も多くいました!一方で、「今している業務をまず整理する必要がある」という意見もありました。「メンバーがxseedsで共通の目的を作ることは良いとは思うけれど、xseedsの目標に共感してその船に乗り込んでやりがいを感じる人がいても良いと思う」という意見もありました。「時間が足りなかった」という意見も多くあり、やってみて分かったことが多くあるプロジェクトとなりました。 ワークショップ ~その後と現在~ さっそく、各チームで連携して行うプロジェクトが始まっています!「授業見学のご案内」、「学生のルールやマナーを守ることについての話し合い」、「IT勉強会」、「実践ITの授業をオンライン上に上げて、可視化する」などのプロジェクトが立ち上げられ、各チームごとに連携が始まっています。他にも「日本の大学との連携を増やす」、「日本語の会話レベルを上げるためのパッケージを作る」など、会社を飛び出したプロジェクトも進行しています!率先して動くメンバーがおり、他にもやりたいものが多くあり、運営メンバーともミーティングを行いアイデアを出し合っています。このプロジェクトが行われたことで、「連携したい」という思いをぶつける場ができました! 運営メンバーの想い ワークショップ後に、今回実施してみてどうだったかを、運営メンバーの広瀬さん、デザイナーの鈴木さん、日本語教師の平山先生にお話を伺いました! やってみていかがでしたか? xseedsとしては初めての試みで、設計通り進まなかったり、短期間でのワークショップ運営の難しさなど、すべてがうまくいったとは言えません。でもこれをやったことでみんなの中で見えてなかった違和感が意識されるようになったことだけでも、良いことだったと思っています。 アンケートを見ているともっと話したかった、という内容も多かったのでこれからまたワークショップのような機会をもうちょっと活用していきたいです。 目標であった、チームの一体感を生むというのを達成できましたか? 目標がいくつかあったのですが、チームの一体感を生むという一番高いものはもっと考えたかったです。でも、 他のチームが何をやっているのか、どこを目指しているのかなどを会話をする場になったことでワークショップが終わってからも何人かが意思を持ってあれやりたいこれやりたいと出てきてくれて、収穫があるものになりました。すごく嬉しいしありがたいです。課題を感じながら運営していましたが、やって良かったと思えるようになりました。 運営しながら感じていた課題とは何ですか? 今回は色々なチームの人を1チームにしましたが、言語の違いや経験年数が違ったことで話し合いがしにくくなってしまったなということです。まずは同じ言語や経験年数のメンバー同士で話し合って、その後に違う人と会話してみるという構成が良かったのかなと思っています。経験年数が浅いメンバーは分からないことを探って、何を伝えていくべきかを話すことから始めたら良かったなと思います。時間が足りなくなった理由は出発点が違うメンバーを一緒にしてしまったのもあるかと思っています。 今後の取り組みについてはどのようにお考えですか? 今回のワークショップで、メンバー全員が教育事業に対する想いや意義に統一した想いがあったことに驚き、希望を感じました。教育をメインでやっているメンバーが多いと思っていましたが、我々の強みである『開発会社のノウハウをカリキュラムに活かして学生を育て、企業に送り出し、得たフィードバックを教育や開発に戻す』という唯一無二の存在であることにやりがいとプライドを感じている人が多かったんです。次はこの統一した思いを持って実際に行動するという段階になりますが、理解はできているけれど普段の自分の業務に戻るとそれに夢中になるので、また日常に戻ったときに行動に移せるかというのは難しいところです。このワークショップはインナーブランディングとしての役割も担っていますし、長い期間をかけて、形を変えながら継続してやっていくことか大事だなと思っています。 今回の参加者がこのワークショップで感じたことを、参加していない自分のチームのメンバーに広げていってほしいんです。同じチーム内でも価値観の違いはあるのでどう伝えていくかは難しいところですが、会社の隅々までいきわたって一体感を味わえる職場にしたいです。 広瀬さん、鈴木さん、平山先生、インタビューにお答えいただきありがとうございました! 終わりに 今回は“Sun* xseeds事業ブランド浸透プロジェクト”ワークショップ実施編をお伝えいたしました。チームごとの連携は会社が大きくなるにつれてかなり難しくなってしまうことだと思います。今回、やってみよう!と言うメンバーがいて、ちゃんと参加して議論するメンバーがいることで実施することができました!このワークショップが「きっかけ」となり、xseeds事業の土台を作り、より良い取り組みをしてまいります。 わたしたちの事業の内容やxseeds Hubに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。 それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

番外編
+ -2