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About xseeds

xseeds(エクシーズ)とは、グローバルに才能の発掘、教育、最適配置を行い

未来のイノベーターを輩出する教育プロジェクトです。

わたしたちは、世界中の才能の種を探し、光をあてることから始めました。

そして、これまでの事業やプロダクト開発で培ったノウハウとこれからのトレンドを反映した

独自カリキュラムを活用し、自身で未来を切り開くことができるよう、蕾になるまで導きます。

さらに彼らが才能を開花し価値創造できる最適な場所を見つけ、送り出していきます。

様々な要素 "x"と才能 "seeds"をかけ合わせ、未来のイノベーターを輩出し、

世界にポジティブなアップデートを起こす価値創造人材を創出するための仕組み

わたしたちSun*は、これをxseeds(エクシーズ)と名付けました。

xseeds(エクシーズ)とは、グローバルに才能の発掘、教育、最適配置を行い 未来のイノベーターを輩出する教育プロジェクトです。

わたしたちは、世界中の才能の種を探し、光をあてることから始めました。 そして、これまでの事業やプロダクト開発で培ったノウハウとこれからのトレンドを反映した

独自カリキュラムを活用し、自身で未来を切り開くことができるよう、 蕾になるまで導きます。

さらに彼らが才能を開花し価値創造できる最適な場所を見つけ、 送り出していきます。

登録学生には、Sun*が支援した400件のプロダクト開発のノウハウを凝縮した実践的なIT教育と、 大学4年間の日本語教育など、累計で最大1,200時間のカリキュラム(※1)を提供しています。

様々な要素 "x"と才能 "seeds"をかけ合わせ、未来のイノベーターを輩出し、 世界にポジティブなアップデートを起こす価値創造人材を創出するための仕組み わたしたちSun*は、これをxseeds (エクシーズ)と名付けました。、

xseedsニュース
日本語教師~拠点を越えたつながりから生まれるものとは?~
日本語教師~拠点を越えたつながりから生まれるものとは?~
Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。今回もご覧いただき、ありがとうございます! 以前、Sun*所属の日本語教師たちが行った第1回実践共有会の取り組みについて紹介しました。 https://xseeds.sun-asterisk.com/learning-20210218/ 今回は、先日行われた第2回実践共有会の様子をお届けします! 「日本語教師の横のつながりから生まれるものは?」 「Sun*所属の日本語教師はどのようにスキルアップしているんだろう」 そんな疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたい内容です。 実践共有会は、どのような事を考えてデザインされているのか? 実践共有会は、参加する1人1人が「自分事」として捉えられるようにデザインをされています。普段、授業を行なっている上での悩みや新たに取り入れた試みを共有し教師同士で議論していくことにより、教師自身のスキルアップにも繋がりますし、結果的に学生の日本語力向上にも繋がります。良いことだらけということですね!今回も、ハノイ、ダナン、ホーチミンのそれぞれの大学で教える日本語教師が同じ場に集まり、学生へよりよい教育を提供できるようになるために熱い議論が交われていました。 実践共有会の内容は? 全体は2部構成で、第1部:参加者全員でのワークショップテーマは「会話例から授業を考えよう!」というワークショップ形式のものでした。第2部:グループに分かれての分科会となっていました。今回はこの第2部について触れていきます。 第2部の分科会では個人や拠点ごとの取り組み、普段の授業での悩みなどテーマごとに分かれており、参加者は気になるテーマのグループに参加して、様々な視点で議論を行なっていきます。今回の分科会では具体的に以下のテーがありました。 ティーチングアシスタントの役割 JLPT読解授業 オンライン授業 教室でしかできないこと リーダーに必要な支援 4拠点のカリキュラム 授業の目標設定 その中から今回、私が見学した「リーダーに必要な支援」についてご紹介します。 実践共有会〜分科会『リーダーに必要な支援』 このテーマについてはHUSTの木村先生が発表をされていました。 分科会で実際に使用したスライド① 分科会で実際に使用したスライド② Sun*に入社されてから、初めて主任を担うことになった木村先生ですが、これまでの教師とは異なった視点から物事を捉えようとする姿勢と葛藤が見えてきました。例えばミーティングで意見が割れたときにどうするのか、意見がなかなか出ないときにどう促すかなど、主任という役割のひとつに同学年の教師達のマネジメントがあります。自分が意見を出すことに重きを置いていた頃と、まとめる立場になってからとでは異なった視点が必要なこともあります。それを自分がどのように乗り越えていったかを共有することで、将来、主任を目指す教師等にも役立てて欲しいというメッセージが伝わってきました! この後に、参加者が問題を自分自身の悩みに置き換えて、参加者同士で話し合う時間がありました。 分科会で実際に使用したスライド③ 分科会での様子 分科会で実際に使用したスライド④悩みを話し合う参加者によって作成 分科会で実際に使用したスライド⑤ このグループが最終的にたどり着いた答えは、主体的に考えることと教師間のつながりの重要性でした。主任としての立場でもそれ以外でも、その場にいる全員が受け身ではなくすべてを自分事と捉えることはとても大切だと思います。それによって仲間と助け合える環境づくりができれば教育の質もあがり、学生へ還元できますね。また、教師間のつながりによって新たな気づきを得ることができます。教師の数だけアイデアやヒントが隠されているので、それを最大限に活用することで問題解決やスキルアップへ近づくのではないでしょうか。参加者からは、「違う拠点の先生も共通の問題を抱えていると知り、すこし安心感を持てた」という方もいました。自分だけじゃない!と思えると、悩みがあったときに他の人にも相談したりするきっかけに繋がりますね! 実践共有会 参加者の声 発表者、参加者にアンケートを行い、以下のような声がありました。まず、発表者からは… 自分が抱えている悩みの共有や実践報告をすることで、自分だけは出なかった考え方や視点、アイデアを得ることができた 他拠点の方と1つのテーマについて一緒に考えていくことで、新しい気づきがあった 何より、一緒に悩み、考える仲間がいることが心強い 私にとって実践共有会に出るのは、自分が成長するチャンス 準備から実践するまで、いろいろなことを考えさせられた 一方、参加者の皆さんからは… 初めて会う先生もいて、これからも協力して前に進んでいきたいと思った いろいろな意見をもらえていい共有会だった 他の拠点の先生方の取り組みを聞いて、自分の拠点にも取り入れてみようと思います このような声をまとめてみると、発表者も参加者も、この実践共有会を通して、 教育に対する新しい視点の習得 同じような境遇で共に切磋琢磨する仲間との出会い があったことがわかります。木村先生が最後に『発表をきっかけに、拠点を超えた先生同士の協働を行えることが分科会の醍醐味なんじゃないでしょうか。』とおっしゃっていました。実践共有会そのものから学ぶことも多々ありますが、拠点を越えたつながりを持つきっかけそのものが実践共有会であり、今後の活発な情報共有などにつながるのではないでしょうか。 終わりに いかがでしたでしょうか。今回はSun*所属の日本語教師が切磋琢磨するために開催している実践共有会についてお伝えしました!拠点の垣根を超えての学び合いが根付いてきた私たちですが、ブラッシュアップし続けることを目標に、第3回の開催も予定しています。現在は日本語教育中心の内容になっている実践共有会ですが、次回は教育事業部全体として教師以外のチームも参加し、それぞれの専門性を越えてつながりを深められるような会を目指したいと思います。すべては学生のため!教育事業部一人一人がスキルアップすることで学生に還元できるように日々まい進していきます! わたしたちの事業の内容やxseeds Hub 選考会に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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未来のイノベーターを輩出 教育事業のリブランディングについて
未来のイノベーターを輩出 教育事業のリブランディングについて
みなさん、こんにちは。Global Education Unitのヒューこと越本です。タイトルにあるとおり、この度、私たち教育事業部の行っている取り組みのリブランディングを実施致しました。私たちSun*はこの事業に、自分たちのアイデンティティを投影しています。 より一層この取組みを広げていくために私たちが応援する人を増やすために私たち自身を応援してくれる皆様のためにSun*のビジョンである”誰もが価値創造に夢中になれる世界”を実現するために 急速に組織が成長しているからこそ、このタイミングで改めて私たちの描く未来を定義しようと思い立ち上げたプロジェクトです。これは私たちが実現したい未来の話です。 それまでの課題 特定のプロジェクトの名前がなかった 実を言うと、それまで我々の事業に対して明確な名前はありませんでした。(自身の事業を説明する際には、「教育事業」とか「高度人材育成」と言ってました)それまでシンボリックなものとして存在していたは、我々の事業のスタートでもある「HEDSPI」でした。しかし、あくまでもハノイ工科大学と共同で実施しているプロジェクト名(かつコース名)であり、我々が運営に関わる前から存在していた名称です。つまり、他の大学で展開しているプロジェクトは厳密にはHEDSPIではないのです。(ちなみに、それぞれの大学ごとに固有で呼んでいるコース名があります) また、我々が採用支援サービスとして企業様にご提案していたのは「ジョブフェア」と呼んでいる採用選考会です。しかしこれもまた採用というひとつの側面しか想起されず、我々が大切にしている教育など他の要素を想起させるには不十分でした。なんか名前決めないとなぁと思いつつ、特段困ったこともないのでそのままにしていたのが正直なところでした。 ステークホルダーと提供価値が多種多様 私たちの事業には、多方面にステークホルダーがいます。教育を提供している学生、協力している大学、採用する日本企業、そして私たちの会社を応援してくださる皆様、株主の皆様です。様々な方面、そして色々な方に対して、この事業で生み出す価値を提供していると言えます。例えば、学生に対しては実践的な教育コンテンツを提供し新たな学びの機会を、そして新たなキャリア選択の機会を提供しています。また(この事業は大学、学生に対して無償提供しているため)大学側へは財政的な負担なく新たな追加コンテンツの提供や、就職実績という面で寄与しているといえます。日本企業にとっては、社内の DXチームの組成やダイバーシティの貢献に。日本の産業にとっては、深刻化していく労働力不足への1つの解決策に。成長した彼らがいつの日かベトナムに還元することで、ベトナムのIT産業にも大きく還元することになるでしょう。無論この流れは、日本とベトナムのさらなる関係性の向上に繋がります。 以上のように、事業説明においては相手の状況や立場によってケースバイケースで対応していました。正直にいえば、それまで各メンバーが各々の信念に基づいて日々働いていました。幸い、(良い意味で)教育バカが集まったチームなので、具体的な言語化をしなくとも日々の業務を通じたコミュニケーションで補完できており、なんとかなっちゃっていたんです。 説明する機会が増えた 私たちが教育を提供している学生は、毎年増加しています。大学からの要請もあり各大学の定員は毎年増加しており、同時にベトナム以外の国への展開も広げているため、Sun*としても毎年人員を追加採用していました。そんな折、採用面接で 「そもそもSun*はなんで教育事業を始め、継続しているんですか?」 「この事業を通じ、Sun*が目指している世界はどんな世界ですか?」 と聞かれることも増えていきました。学生から「なんでSun*は無償で教育を提供しているの?」と聞かれることも。また、Creative & Engineering領域の組織成長は、教育事業部よりも早く、毎月新たなメンバーが加入していたので、別チームへの説明機会はもっともっと増えていきました。過去記事の誕生秘話でもありましたが、はじめたきっかけは漠然とベトナムや日本の産業に対して貢献できる思ったことでした。では、なぜ未だに続けているの?そこが空白だったのです。 チーム間のズレ この事業には大きく分けて「教育を提供する現場・教師側」と、「企業様に提案する営業側」が密接に関わっています。また教育コンテンツは、我々の開発現場での経験を活かしているため、開発チームとも定期的に連携しています。教育側の主戦場は、海外(主にはベトナム)で、営業側は日本側で、それぞれ、日々奮闘しています。しかし、社歴の浅いメンバーの中には、日々の業務に集中することに精一杯になり、価値観のズレを感じることがありました。現場の教師の中には、教育を提供すること自体に集中し、その後の面接対策や日本のビジネスマナーの教育に対して注力できていなかったり、そもそも将来学生が働くであろうIT現場を想像できない人もいました。また、営業側はクライアントのDXチームの組成サポートや、企業のグローバル化に貢献するいち手段として案内していました。それぞれ決して間違いではなく、構成する大切な要素です。 しかし我々が行っているのは、 才能の発掘 土台を築く教育 活躍の機会創出 入社後も継続した成長を目的とした定着支援 であり、このどれもが大切で、どれひとつ欠くことがあってはならないことは言語化せずとも本能的に感じていました。 以上のことから、改めて「誰のために、何のために、何を目指して」ということを明確にしようと思いました。これが、リブランディングプロジェクトを実施した経緯です。 決定までのプロセス 正直にいえば、当時の私は「名前があれば大丈夫だろう」と安易に考えていました。代表の小林に相談したところ、「大切にしている事業だから、社内のデザインチームと連携してしっかりやれ」とGOサインをもらいました。そこで相談したのが、現在のLean start up Unitのデザインチームのマネージャーの南です。彼は、私たちの会社をリブランディングしたプロジェクトの中心メンバーでした。相談をしたところ、きちんと目的や方向性、あり方からきちんと再定義した方が良い つまりこれは、ブランドを再定義することに他ならない とのアドバイスをもらいきちんとしたプロセスで実施することにしました。 私たちのサービスはソフトウェア開発だけでなく、その前段階のデザインシンキングを用いたアイディエーションやコンセプトメイキングまでサポートしています。現場最前線で日々クライアントとこれらのプロセスを繰り返している人たちが社内にいたことは、本当に貴重でした。具体的に実施したプロセスはざっくり下記です。 キーワード抽出につながるインタビュー 教育事業部の価値、強みをまとめたMTG資料 実際のワークショップで使用したスライド 決定までには、何度も代表の小林、事業の関連メンバーとの対話と抽象化、議論とアイディエーションWSを重ねました。また会社の取り組みとして、広く全社からアイデアを募集して決定に至りました。 一人ひとりの思いのヒアリング アイデアの発散と抽象化 言語化 全体のビジョン、ミッション、コアバリュー接続 この繰り返しの中で見えてきたみえてきた私たちの価値観は「教えることで学び合う」「情熱」「つなぐ」でした。教育事業が強みにしていた現場で培った価値創造プロセスを教育に還元する という考えは、社内の至るところに根付いた文化で会社全体を貫く思想だったのです。 アウトプット その結果、作成したアウトプットは下記です。 ブランド名とロゴ xseedのロゴ 才能の種に色々な要素をかけ合わせる という思いを込め「エックシーズ」という名前にしました。また、同時に会社名であるSun*とのつながりを持たせることもできました。私たちSun*の「*」は掛け算の記号です。私たちが太陽のような大きなインフラとなって、様々な要素をかけ合わせ世の中に価値を生み出すことを反映した会社名です。サービス名のXも数学では変数を意味し、数式の引数となる要素です。込めた思いは同じく、様々な要素をかけ合わせるですが、要素にポイントが置いた名前になりました。また、このXに 「エク」を入れれば、エクシード(Exceed):超える 「サク」を入れれば、サクシード(Succeed):成功する という意味にもなります。このプラットフォームを通じて、自分自身の可能性や、国境を超えて、成功してほしいという願いを込めることができる多様性のある名前になったと思います。 ロゴに込めた想い ロゴは社内のデザインチーム4名に協力してもらいました。中には新卒入社(予定)のメンバーもおりました。奇しくも、手をあげる人、頑張る人を応援する思想が本プロジェクトでも実現されたのです。植物は、実をつけます。その実を動物や鳥などが食べられることで広がってきました。国境を飛び越える鳥、それが種を世界中に広げていく というコアバリューをデザインとして落とし込むことができました。 Who we are 教育事業のビジョンであり目的を言語化したものです。このプロジェクトのプロセス一つ一つから抽出し、それらを紡いだ結晶です。私たちは、クリエイティブなもの、今までに無いものを生み出す人ではなく、価値創造に対する情熱を持った人を「イノベーター」と定義しています。 最後に 今回は、リブランディングについて記事にしてみました。記事ではかなり割愛してますが、多くの人にご協力いただき、1つ1つの作業にはかなり時間をかけました。正直、知恵熱でたし、デザイナーの人たち本当にすごいなって思いました。概念や考えを目に見える形にするのってホントに大変(笑)全体を通して思ったことは、一つ一つのプロセスを経て、みんなで考えること自体にとても大きな効果があったように感じます。ワークショップを通じ、議論したり、アイディエーションすることは、単純にアイディアを生み出すだけでなく、チームに一体感や自分ごと感をもたらしたのです。そう、デザイナーの人たちはまさにこの状態を生み出すために、プロセスをデザインしていたのです。 奥が深い。。。 色々な人の協力でブランドを再定義することができました。大切にこのブランドを育んでいこうと思います。 わたしたちの事業の内容やSun* Job Fairに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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教育事業を加速させるプラットフォームpart.1~SCP~
教育事業を加速させるプラットフォームpart.1~SCP~
「私たちの教育事業は未来のイノベーターを世界中に輩出するプロジェクトです。その世界の土台となるプラットフォームがこのシステムなんです。」 Các bạn khỏe không?(みなさん、お元気ですか)?Sun*教育事業部の大原です。今回もご覧いただき、ありがとうございます。 私たちSun*の中核事業である「デジタルクリエイティブスタジオ事業」は、テクノロジーを駆使し、様々な業界の価値創造をサポートしています。ITプロダクトだけでなく、サービス、ひいてはその前段階のコンセプト作成からサポートさせていただいているのが特徴です。そんな事業を推進する私たちは、当然ながら、自身の教育事業にもITを活用する挑戦をしています。今回は、我々の教育事業が活用するIT化の実態について迫りたいと思います! (今回のインタビューに協力してくださった方)眞田 正志大学を卒業後、日本の大手上場IT企業へ就職。2014年に開発部門で数億円規模のプロジェクトでプロジェクトマネージャーを経て、最年少で責任者になる。2017年、幼い頃から夢だった教育に携わる夢を実現するため、グローバル展開するIT企業Sun*(当時Framgia)教育事業部に参画しベトナム(ハノイ)に赴任。責任者として事業を牽引しながら自らも教壇にたち続け、産学連携する3カ国6大学1800人の学生に対して、就業を意識した実践的な教育(実践IT授業)を実施している。 ※Sun*の提供する授業「実践IT授業」については過去記事をご覧ください。https://edu.sun-asterisk.com/itjapanese-20210225/ 教育事業では、どんなIT活用をしているんですか? 私たちGlobal Education Unitでは、現在までに3つのプロダクトを自社開発して運用しています。1つ目は、SCPという「学生と企業の最適なマッチングを実現する採用支援プラットフォーム」。そして2つ目はSchoolerという、いわゆるLMS(Learning Management System)、そして最後にCloud VISAという在留許可申請のサポートシステムです。 1つ目のSCPは私自身が授業のかたわら、Project Manager(以下、PM)として開発を指揮しています。2つ目のSchoolerはもう一人のIT講師の平田先生がPMとして陣頭指揮をとっています。3つ目のCloud VISAは日本側の営業チームが主導して開発したサービスです。 いずれも現場最前線の人たちが開発に携わっているので、現場の声を迅速に反映できるのはもちろん、私たちが実現したい世界観を実現できるのが強みだと思っています。まさに、Devops*1を体現した体制です。まだまだ発展途上なので、今でも継続して機能追加したりと開発を続けています。 *1 Devopsとは? DevOpsとは「開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)がお互いに協調し合うことで、開発・運用するソフトウェア/システムによってビジネスの価値をより高めるだけでなく、そのビジネスの価値をより確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続ける」という概念である参照)https://www.buildinsider.net/enterprise/devops/01 具体的には、誰がどういう目的で使うものなんですか? まずは、私がPMをしているSCPから説明しますね。名前は単純なんですが、「Sun Consulting Platform」の頭文字を取りました(汗)ユーザーは、「学生」と採用を検討する「企業」です。我々は教育だけでなく、才能が開花する機会(就業機会)の創出を行っているので、この双方の最適なマッチングを実現させることを目的としています。 SCPのイメージ画像 機能をざっくり説明すると3つです。 充実した学生情報 選考会の運営効率化 内定〜卒業までの学生フォロー 充実した学生情報 学生は、このシステムにそって情報を入力することでエンジニアに特化したエントリーシートの作成をするができます。これはシステム上だけでなく、システムから自身の履歴書をエクスポートする機能もあります。入力情報は、一般的な履歴書の情報に加え、エントリーシートの主要質問の回答、自身の自己紹介動画、インターン経験、開発プロジェクト経験、Git情報など多面的な情報です。 実際に学生が取り組んだプロジェクトの紹介ページ① 実際に学生が取り組んだプロジェクトの紹介ページ② 選考会の運営効率化 企業様が選考会を開催する際にも活用しています。学生、参加企業は、システム上から双方の情報を見ることができるのはもちろんのこと、選考会の具体的なスケジュール調整や、選考時の評価入力などもシステム上で行っていただきます。ブックマーク機能(お気に入り機能)も備えており、候補者ー企業が双方向でお気に入り登録したり、複数社での合同選考会の場合には、狙っている候補者が他企業からもブックマークされているか などがわかるので採用戦略を立てる際にお役立ていただけます。 内定〜卒業までの学生フォロー 内定してから渡日までのフォローです。内定をとった学生には、(内定企業様のご希望があれば)毎月レポートを作成し、システム上から提出をしてもらいます。企業の採用担当の方は、レポートをご確認いただくだけでなく、そのレポートに関するフィードバックや質問など様々なコミュニケーションをシステム上からしていただくことが可能です。 実際のレポートページ:学生と内定先企業様とのやりとりがわかります 『SCP』が生まれたきっかけは何ですか? 私がベトナムに来た2017年2月時点からシステム自体はありました。しかし現在のような形ではなく、当時はAWESOMEと言う名称で、学生データベースだけの機能でした。その頃の選考会には5社くらいの企業様が参加していたのですが、どの学生が、どの企業の面接をいつ受けるのか という情報は、全て現場担当者がexcelで管理していたんです。今でこそ選考会運営チームも設立し、運営プロセスにたいしてマニュアル化していますが、当時はTCチーム(学生のサポートを行っているタレントコンサルティングチーム)もなく、現場メンバーがその都度、協力してイベント運営をしていました。 必要とあらば、創業者の藤本や日本側の営業メンバーもベトナムにわざわざ来てもらい協力してもらいながら運営していましたが、イレギュラーへの都度対応や、情報をexcelに打ち込むような手作業じゃこれから厳しいぞと思い、うまくシステム化できないかと思ったのがきっかけです。幸い、私は前職でSEやPMの経験があったこと、自分自身が選考会の運営側で問題点や必要な機能が明確だったこと、そしてベトナム人とのソフトウェア開発をする経験自体を授業に活かせること などが重なり色々とメリットがありそうだったので、自らプロジェクトを立ち上げました。 当時の様子 眞田さんも含め社員総出で選考会の対応をしていた 完成形を100%だとすると、今は何%くらいですか? やりたいことがどんどん増えているので追加改善を繰り返しているため、100%完成というものは一生ないと思います…(汗)選考会に参加した企業様からは、このプラットフォームをお褒めいただいたこともあり、より良いものにしなくては と常々思っています。現場からの意見は、定期的に吸い上げる形ではなく、指定のフォームから誰でも、いつでも投稿できる形にしているので、常に大小様々な要望がきます。なので常に機能改善、新機能の追加を繰り返していますよ。 直近でいえば、これから新たに「スカウト」という機能をリリースします。学生と企業が直接やりとりをし採用活動を行うことができる(ダイレクトリクルーティング)新しい機能です。これまでの選考会というある意味1発勝負のスタイルだけではなく、企業様のフェーズやご要望に合わせた採用チャネルになる予定です! 他にも予定している追加機能はありますか? 究極の目標は、「優秀な才能の種」と「採用したい企業」がより自由に、そして最適なマッチングが生まれるプラットフォームを目指しています。それを目指す上で、まずは企業がグローバル人材の採用を検討する際の懸念を払拭できるもの、そして候補者が日本特有の選考スタイルや表現を理解しやすくすることを実現したいですね。そのために検討している機能も色々あるので…それは、乞うご期待です。 ​​我々のプラットフォームは無料でご利用いただけます。利用するとなった場合、基本的な部分は無料で使えるけど、それ以上の機能を使う場合は有料ですよという課金モデルですね。なので、気になる方はぜひお気軽にお申し込みください(笑) しれっと宣伝するあたり流石です(笑) 眞田さんが目指すSCPの今後について教えてください 立ち上げ当初の機能は最小限でしたが、アップデートを重ねていくことで、数年後に課金の対象になるような価値のあるプラットフォームになればいいなと思っています。蓄積したデータを活用することで、新たな価値を生み出していけると思っています。そのために、まずは地道に様々なデータ(学生情報、選考会情報、企業情報)を蓄積、集約することを心がけています。例えばAmazonやFacebook、メルカリをなぜみんな使うのかというと、そこにはたくさんの情報と活用方法があるからですよね。TwitterもInstagramもみんなそうですが、データの蓄積とその目的に応じた活用がされているからです。SCPもデータをたくさん集めることができればそれだけで価値向上に繋がるし、その活用方法を提示できれば新たな価値となる。そういうものをやれたらいいなと思っています。 インタビューにご対応いただき、ありがとうございました! 終わりに 今回は、教育事業を支えるシステムの一つである「SCP」の紹介、そしてこれが生まれた経緯についてお届けしました。まだまだグローバル人材の採用に対して、不安や懸念をお持ちの企業様もいるかと思いますが、私たちの取り組みがそれを払拭する手段になれたらいいなと思いました。別の機会に、Sun*の教育事業を支えるもう一つのプラットフォーム「SCHOOLER」についてお伝えしたいと思います。どうぞお楽しみに! わたしたちの事業の内容やSun* xseeds Hub選考会に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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内定者向け Sun*オリジナル夏期講習開講!
内定者向け Sun*オリジナル夏期講習開講!
Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!先日から、Sun*が教育事業を行っている大学生向けに夏期講習がスタートしました。学生時代の夏休みと言ったら夏期講習を思い出すという方もいらっしゃるのではないでしょうか。一般日本語のクラス以外にSun*オリジナルの実践IT授業も開講し、日本で働く上での心構えやスキルなどを学びます。今回は、バラエティ豊かな講義の中から一つを選んで紹介します! 夏期講習の実践IT授業とは? 対象者は、日本での就職が内定している学生です。ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学、ベトナム国家大学ホーチミン校の学生で、約80名が参加しています。当初はオンライン、オフライン授業の両方が行われる予定でしたが、7月頃にベトナムで新型コロナウイルスが流行してしまい、完全オンライン授業となりました。授業のテーマは毎回異なり、例えば以下のようなものがあります。 質問の仕方 キャリアデザイン 若手エンジニアのマインドセット 業務分析スキル 報連相の練習 日本へ行くにあたり不安に思っていることへのアドバイス 内定先の先輩の失敗談に基づくケーススタディ 上記は、数ある授業の中の一部を抜粋したものです。どれも実践的で、日本人の新卒に負けないスキルやマインドを養える内容ですね!今回は私自身も興味深々だった「内定先の先輩の失敗談に基づくケーススタディ」のオンライン授業についてお届けします。 夏期講習の様子 以下は、コロナ禍でのオンラインツールを使った業務が当たり前になった今だからこそ、よく見られる失敗談かもしれません。 (授業で実際に使用したスライド① 失敗談の例) この失敗談は、他人事とは思えません…私も過去に、自分が取りまとめていたオンライン会議のURLを共有し忘れてしまい、直前でバタバタしてしまうという失敗をしたことがあります。学生たちはこの失敗例に対し、グループに分かれて原因とどうすればよかったのかということを話し合いました。話し合いの結果はこんな感じでした。 最低でも一日前には連絡をしなければなりませんでした。連絡は早ければ早い方がいいと思います。 そうですよね。当日というのは相手に失礼です。皆さんが言うように、連絡は早ければ早いほうがいいですね。では、グループBはどうですか? 問題に気づいたら、積極的に連絡するべきだと思います。至急の場合は他の方法でも連絡したほうがいいです。 連絡はいつするべきですか? (オンラインでの打ち合わせの場合)通常はURLの連絡があります。それがないとわかったらすぐに連絡したほうがいいです そうですね。他の連絡手段として、電話やメッセンジャー、他の方への伝言など、いろんな方法を持っていることも大切です。 日本ではよく聞く「報連相」という文化がここベトナムでは一般的ではありません。ですが、日本ではこういった報連相が結果として一緒に仕事をするメンバーとの信頼関係に繋がっていると、私たちは考えています。小さなところからしっかり丁寧に仕事をしていくことで、将来的には大きな仕事を任せてもらえるようになります。学生たちはチームごとに話し合って、できる限り早く連絡をするという答えにたどり着いたことはとても素晴らしいです。 夏期講習では、別日に報連相の練習というテーマで授業が行われます。過去にも、ベトナムの学生向けに教育事業部として報連相についての授業を行ったことがあります。 https://xseeds.sun-asterisk.com/teaching-20210311/ 日本の企業に就職してからではなく、事前にビジネスマナーを学ぶ機会があれば、学生たちの戸惑いや受け入れ先企業の従業員の方々と円滑に仕事を進められるはずです!このケーススタディの後に、松浪先生から「仕事の半分は確認作業です」という話とともに、「5W1H」についての説明がありました。 (実際に授業で使用したスライド② 確認することの重要性) (実際に授業で使用したスライド③ 5W1Hを当てはめた例) 松浪先生が学生へ、「5W1Hはどんなときにも使える方法なので、確認しておきましょう!」と温かいメッセージがありました。 IT講師 松浪先生から 今回、取材をさせていただいた授業を担当した松浪先生から、授業後にあるスライドをいただきました。 (松浪先生が作成したオリジナルスライド) 今回は一部しかご紹介できませんが、実際は64ページもある超大作です。日本の交通事情や利用の仕方、食事編ではおすすめのお店、東京と大阪での生活の違いなど、詳細かつ分かりやすく、時には面白おかしく書かれています。これも松浪先生からの愛だと感じました!このスライドは、夏期講習の最後に学生へ贈るとのことです。日本で少しでも快適に過ごせるよう、できる限りのサポートをしたいという想いが詰まった素敵なプレゼントですね。 この夏期講習には他のSun*の先生方も見学にこられており、教育事業部全体で愛を持ってサポートしていることを改めて感じました。最初にお伝えした通り、授業に出席した学生は全員、今後日本の企業で就職が決まっています。外国に行ったことがない学生もたくさんおり、また、本格的に正社員として働くこと自体初めてな学生たちです。日本人が日本で新卒として働く時でも緊張や不安が大きいので、異国の地で新しい生活を始めるベトナムの学生たちはもっと不安を抱えていることでしょう。もちろん、目標としていた日本就職に対する嬉しさやポジティブな気持ちも強いと思います。彼らの渡日や日本での仕事に対する不安が少しでも消え、よりポジティブな気持ちを抱けるよう、IT講師や一般日本語教師をはじめ、教育事業部全体で支え続けていきたいと思います。 終わりに いかがでしたでしょうか。今回はSun*オリジナルの実践IT授業の夏期講習の様子をお届けしました。まだまだこの後も夏期講習は続きます。学生たち、頑張れ!! わたしたちの事業の内容やSun*xseeds Hubに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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南米進出!ブラジルで教育事業スタート!
南米進出!ブラジルで教育事業スタート!
Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!私たちSun*は、ベトナムのみならずインドネシアとマレーシアで教育事業を展開しています。その様子は以前記事を掲載したのでぜひご覧ください! https://xseeds.sun-asterisk.com/university-20201020/ https://xseeds.sun-asterisk.com/indonesia-20201215/ 今回は、新たに開始したばかりのブラジルでの教育事業と、そのオリエンテーションの様子をお伝えします。 なぜブラジルなの?どんな学生がITや日本語を勉強しているの? そんな疑問にお答えします。 JICAの支援のもと、ブラジル教育事業スタート! JICAの民間連携事業として、 基礎調査 案件化調査 普及・実証・ビジネス化事業 上記の3つの工程があります。2019年①の基礎調査案件に採択され、本格的にブラジル教育事業プロジェクトが立ち上がりました。これは、「途上国へのビジネス展開を通じて、途上国が抱える課題解決の可能性を調査する」ことが目的です。私たちSun*は基礎調査として、大学でITを専攻する学生へ6ヶ月の日本語トライアルコースを設置し、今まさに実施しているところです。その後は、さらに1年間の日本語トライアルコースを経て、ブラジルの大学で正式な学科を設けてベトナムと同じように教育事業化を目指しています。今回はそのスタートであるオリエンテーションに参加しました。 どんな学生が日本語を勉強しているの? 今回Sun*が日本語教育を行うのは、以下3つの大学のIT学部です。 カンピーナス大学(略称:UNICAMP) ミナスジェライス連邦大学(略称:UFMG) サンパウロ大学(略称:USP) 上記の大学は、ブラジルの大学ランキング(IT学部)においてTOP3に位置しています。※出典:World University Rankings 2020 by subject: computer science優秀な学生が集まっている大学で教育事業を行えることはとても光栄です! オリエンテーションの様子 私が参加したのはこれから日本語クラスに参加するUFMGの学生向けの事前オリエンテーションです。学生たちは6ヶ月のトライアルコースに参加し、オンラインで日本語を学びます。日本に興味があり、日本就職を目指す1、2年生が対象です。1大学20名、3大学合計60名の学生を募集したところ、約150名の学生から応募がありました。多くの学生が日本語に興味を持っていることがわかりますね!日本のアニメや漫画が日本に興味を持つきっかけの学生も多く、日系人の学生は自分のルーツである日本に興味を持ち「いつか日本に行きたい」という話を聞きました。今回はひらがな等の事前テストを行い、各大学の上位20名が選抜されました。このトライアルコースが成功して正式な日本語クラスが開設し、より多くの学生に受講してもらえる環境を整えられることを願っています。 オリエンテーションには、以下の方々が参加しました。 Motify Brasil社のサンドロさん…今回の講座開設にあたってのパートナー企業 Sun*の増田さん…ブラジル事業を推進するSun*教育事業部の担当者 Sun*所属の日本語教師 森末先生…授業のカリキュラム構成などを監修 日本語教師 Hiromi先生…今回のコースで教鞭をとる教師 皆さんの自己紹介から始まり、Sun*の紹介や模擬授業など盛りだくさんの内容でした。 実際のオンラインオリエンテーションの様子 Motify Brasil社は、自社開発アプリを通して人材の育成をメイン事業としています。森末先生、Hiromi先生による模擬授業がとても面白くて勉強しているよりただただ楽しんでいる感覚になりました!森末先生の過去のインタビュー記事もぜひご覧ください。 https://xseeds.sun-asterisk.com/voice-20210108/ オンライン授業でいかに学生が楽しく継続して日本語力を養うか、先生方の努力が感じらえる模擬授業で、日本語教育においては未使用のWEBアプリを使用してのものでした。授業の詳細は別の記事でお伝え予定です。お楽しみに♪ そもそも、ブラジルでの教育事業をスタートしたきっかけは? 始まりは、Sun*創業者の一人である藤本氏が南米のIT業界のポテンシャルを感じて視察したことでした。過去に藤本氏へのインタビュー記事を掲載しているので、そちらもぜひご覧ください! https://xseeds.sun-asterisk.com/interview-20210513/ https://xseeds.sun-asterisk.com/interview-20210527/ まず、南米は日系人が多く、ブラジルだけで約200万人いると言われています。なぜ日系人が多いのかについてはまた別の機会にお話しさせていただきます!世界には約400万人の日系人がいるそうなので、その半分がブラジルというのは驚くべきことですよね。また、ブラジルではITサービスが普及しており、身近なもので言えばFacebook利用者数は世界第4位、Instagramは第2位、Youtubeは第3位と上位にいます。ソフトバンクもブラジルに注目しており、2019年に50億ドル規模の南米向け投資ファンドを設立したり、つい先日はブラジルの暗号通貨取引所に220億ドルを出資しました。注目度の高さが伺えるニュースの一つです! 終わりに いかがでしたでしょうか。今回は新たに開始したブラジルでの教育事業とオリエンテーションの様子をお届けしました。ブラジルでの教育事業を通して、優秀なブラジル人ITエンジニアの日本就職の機会が広がる日もそう遠くないのではないでしょうか。アジアではなく、世界各国の才能を発掘できるように、Sun*として日本語教育を提供できる場をどんどん開拓していきたいと思っています! わたしたちの事業の内容やxseeds Hubに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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新たなChallange!ベトナム国家大学ハノイ校、自然科学大学でSun*の教育を!
新たなChallange!ベトナム国家大学ハノイ校、自然科学大学でSun*の教育を!
Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!私たちSun*がベトナム国内で日本語教育・IT教育を提供している大学は全部で4大学あります。そのうちのひとつ、ベトナム国家大学ハノイ校の(Vietnam National University 略称:VNU)の傘下である工科大学(Hanoi University of Engineering and Technology 略称:UET)についてはすでに紹介済みです。こちらについては過去の記事をご覧いただけますと幸いです。 https://xseeds.sun-asterisk.com/university-20210126/ 今回はVNU傘下の別の大学である「自然科学大学(University of Science 略称:VNU-HUS)」について取り上げます!ここは、最近新しくSun*の教育事業に仲間入りした大学です。6月からSun*が日本語教育の提供をスタートしていますが、その前に行った受講希望者向けのオリエンテーションの様子をお届けします。まだ日本語にほとんど触れたことがないフレッシュな学生たちの画像とともにお楽しみください! VNU-HUSはどんなところ? VNU-HUSの紹介の前に、少しだけベトナムの大学についておさらいです。ベトナムには国立大学と私立大学の他に、国家大学というものがあります。国立大学は教育訓練省(MOET)が管轄となり、このMOETは日本でいう文部科学省であたります。国家大学は国立大学と異なり、教育訓練省ではなく政府に属しており、研究費などの面で優遇がされています。ベトナムに国家大学は2校あり、 ベトナム国家大学ハノイ校 ベトナム国家大学ホーチミン校 となります。さらに、この2校にはそれぞれ複数の傘下大学があり、それらすべてが「国家大学」に分類されるのです。今回ご紹介するVNU-HUSも、そのひとつとなります。ベトナムの大学制度については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください! https://xseeds.sun-asterisk.com/education-20201222/ VNU-HUSには以下の8学部あり、1学年約1,500人が在籍しています。 数学、力学および情報学部 物理学部 化学部 生物学部 地理学部 地質学部 水文気象学および海洋学部 環境科学部 今回Sun*が教育事業を行うのは物理学部の学生で、1学年約200人ほどいます。 VNU-HUSで教育事業提供に至った背景 現在Sun*が教育事業を行っているフェニカ大学について、以前記事にてお伝えしました。 https://xseeds.sun-asterisk.com/university-20210415/ こちらの教師とVNU-HUSの教師が友人で、Sun*の実践IT授業に関心を持ち、ぜひ導入したいという想いから今に繋がっています。私たちが行っている教育事業を知らない大学が世界には数多くあり、VNU-HUSのように必要としてくれるところもまだまだあるのではないかと思います。まずは私たちのことを知っていただく努力をしなければいけないと改めて感じました! 日本語クラス オリエンテーション オリエンテーションには、日本語に興味があったり日本就職を目指す30名ほどの学生が参加しました。途中、日本語を勉強したことがある学生がいるか聞いてみましたが、2~3人くらいが既修者で、ほとんどの学生が初めて日本語を学ぶという感じでした。まず最初に、VNU-HUSから、学生たちにこんなメッセージがありました。 当日のオリエンテーションの様子 学生へメッセージを送るVNU-HUS グェン・ティエン・クオン先生 「今の時代は科学技術がものすごく速いスピードで発展しています。 そして、世界各国でグローバルに活躍できる人材が求められています。 学生のみなさんは、専門知識だけではなく、外国語や外国の文化も今から身につけないといけません。 SUN*のこのコースはみなさんにとってとても重要なチャンスです。 今後の後輩たちのためにも、日本語クラスの一期生として頑張ってほしいです。」 おっしゃる通り、今の時代はスキルの掛け算が重要視されています。言語×ITスキルのように1つの専門性だけではなく複数の専門性を身につけることが、グローバル人材として活躍する上で不可欠です。それらを大学時代に養うチャンスを得ている学生たちは、とても恵まれていますね! VNU-HUS IT学部のグェン・テェ・トアン先生 次に、Sun*教育事業部マネージャーであり現役で実践IT授業も行っている眞田さんからのメッセージがありました。世界がどのように発展してきたのか、またそれは先進国が発展させ、世界を変えてきたという説明があり、深く考えたことがなかった私は学生とともに「なるほどなー」と聞き入っていました!今当たり前のように使用しているインターネットなど、通信インフラの発展はここ10年でこんなに加速したんですね。そして、眞田さんから次のような投げかけがあり、 「通信インフラが拡大した時もそうですが、過去の常識は一切通用しません。 これから未来、次の当たり前のインフラになるのは『何年後』で『どんなもの』なのでしょうか? きっとどこかの先進国が作るのは間違いないでしょう。 その時みんなはどこで何をしていたいですか?」 ITの変遷や日本語を学ぶ目的についてプレゼンをする眞田さん、通訳をするTCチームのハンさん 学生へのメッセージとして、 「先進国で働くということは、世界を成長させるということ。 日本には『成長には痛みを伴う』ということわざがあります。 『現状維持』や『今までと同じ』は衰退と同じです。 なぜなら周りの国や経済は成長しているからです。 みなさんも ベトナム(世界)を成長させることができる人 になってください。」 という言葉を送りました。 オリエンテーションの取材に行ったことを忘れて、眞田さんの言葉に聞き入っていた私がおりました。私も学生の日本就職をサポートする一人として、常に成長する自分でいなければと改めて思った瞬間でした!若い学生だけではなく、年齢を重ねた(私を含めた)大人たちも、日々成長し続ける姿を学生に見せることができたら最高ですね。 次に、実際にVNU-HUSで日本語クラスを担当するタオ先生、松ヶ平先生が、日本語の授業について紹介しました。お二人はSun*が誇る優秀な日本語教師で、タオ先生はVNU(以前からSun*が教育事業を行っているベトナム国家大学ハノイ校)、松ケ平先生はHUST(ハノイ工科大学)で教鞭をとっています。 https://xseeds.sun-asterisk.com/voice-20201127/ https://xseeds.sun-asterisk.com/voice-20201113/ 先ほどもお伝えした通り、オリエンテーションに参加した学生のほとんどが日本語未経験のため、そもそも日本語とはどんな言語なのかという導入としてひらがな表を配りました。みんな真剣にひらがな表を見つめていました!ベトナム語のアルファベットは英語に近いので覚えるのはそこまで難しくはないのですが、日本語の場合はまずひらがなを覚えないと読み書きができないのは、学習者にとって大変ですよね。ただ、トップ大学に通っている優秀な学生の皆さんですから、きっとひらがなを覚えることは簡単なことかもしれませんね!物覚えが悪い私からすると、とても羨ましい限りです。。。 日本語クラスについての説明をするタオ先生と松ケ平先生 今回の日本語クラスは学期途中からの開始となるため、オリエンテーションの最後に学生のスケジュールについてアンケート調査しました。今期はより多くの学生が参加できる曜日、時間での開催になりますが、来期からは通常の授業として開催予定のため、さらに多くの学生が参加できることでしょう! 配られたひらがな表を真剣に見つめる学生たち オリエンテーション参加学生の皆さんと記念撮影 終わりに いかがでしたでしょうか。今回は最近新しくSun*の教育事業に仲間入りしたVNU-HUSの日本語クラスオリエンテーションの様子をお届けしました。少しでも多くのベトナム人学生が日本就職できるように、Sun*として日本語教育を提供できる場をどんどん開拓していきたいと思っています! わたしたちの事業の内容やSun* Job Fairに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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